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肉親はそばを離れない

毎日投稿を改めて決意してあらすじに宣言を載せました。


「はぁ、なんでこんな大変だったんだろう」


ボスが崩れていく最期を見届けて張り詰めていた気持ちが途切れてペタンと力が抜けるように座り込む。


精神的な疲れが体を重くしているのか前に倒れそうになり腕と足の両方を使ってなんとか支えた。


「何そんなとこで尻餅ついてんの?レンちゃん。ほらほら周り見てみなよ」


「えー、だるいから動きたくないのにー」


一(いち)さんに言われて嫌々首だけを動かして辺りを見回してみる。


その光景は今まで無尽蔵に現れては動き続けるスケルトン達が段々と消えていくそんな姿だった。それはいつもの塵になって消える死亡エフェクトのようなものではなく。洞窟の天井を抜けていくように上空へと上がっていく光だった。


「あの人達も成仏できたってことですよね」


ヨウさんが手の無くなった両腕を動かして袖をパタパタとはためかせながら手を合わせて祈る。


「でも一層を攻略するのに大分時間がかかったな」


「前に黒桃さんが来た時はもっと早く終わったんですか?」


「そりゃあ、こんな無茶なやり方しなかったし」


「あはは、やっぱり正面突破するものじゃないんですね」


「普通そうだろうな。わざわざスケルトンの大群に突っ込みたいって奴はいないだろ」


「絶対、一気に戦った方が面白いのにー」


「はいはい。一ちゃんに付き合える人は少ないんですよ。ここはお二人が逃げなかったことに感謝しましょう」


後ろの方で何か狂人の戯言が聞こえるけど気のせいだろう。それにヨウさんが相手してくれるからボクは放っておこう。疲れたし


「まぁ、俺の時はほとんどステルスゲームだったな。音に反応するスケルトンの山を起こさないように進んでたまに孤立して動いてる兵士とか中ボスを音を立てずに殺すっていうのを繰り返して出口に辿り着いた」


「それが正規の攻略方法だったのかなぁ」


「でも、私が前に攻略した時は同じように片っ端から敵を倒しながら進んだけど今日みたいなボスいなかったけど」


「条件があるんだろう。今回のは中ボスのドロップした装備のを全部集めるって所だろ」


「あのー、そういえばボスのドロップアイテムって回収しましたか?」


「あっ、忘れてたー。座ってる場合じゃないじゃん!」


立ち上がって王が最後にいた場所まで歩く、そして落ちてる物を掻き分けながら探すとようやくアイテムらしき物を見つける。


膝を曲げて屈みしゃがんで手を伸ばそうとするとひとつのメッセージが目の前に飛び込んできた。


<貴方のレベル上がりました>


「うわっ、なんだ今良いとこなのにー」


驚いて貴重なアイテムを掴んでアイテムボックスに反射で突っ込んでしまう。


PC レン

LV20

種属 妖精

職業 曲芸師(短剣)

HP <体力>40 (+10)

MP <魔力>100 (+0)

STM <スタミナ> 10 (+0)

STR <筋力> 1 (+0)

INT <知力> 60 (+10)

DEX <器用さ>50 (+0)

AGI <敏捷>70 (+0)

VIT <防御力>1 (+0)

LUC <運> 48 (+10)


スキル

<スラストダガーⅣ><舞風Ⅳ><クリティカルカットⅣ><天地無用Ⅲ><研魔Ⅱ>< 浮精切響(ふせいひっきょう) >


魔法

<突風(ブラスト)Ⅳ>


装備 

武器 月欠ノ葉(ゲツガノハ)

頭 月見の羽飾り +6

胴 月見の羽衣 +6

腰 月見の羽衣 +6

足 月見の靴 +6

アクセサリー なし

合計防御力 24


<クリティカルカットⅣ>:刃物で敵の弱点などを攻撃する際クリティカルの威力が1.4倍上がる。そしてクリティカルの判定に補正がかかる。同じようにパリィの判定にも補正がかかる。



<スラストダガーⅣ>:地を蹴り任意の方向に向かって突進できる。そのとき与えるダメージは1.8倍上がる。空中では使えない。



<舞風Ⅳ>:敵の攻撃をパリィすると4秒間、実態を残したまま透過しあらゆる攻撃がすり抜ける。妖精を捕まえれるものはいないのだ。まるで吹き抜けていく風のように人はただそれを追うだけ妖精の御業に惑わされて


<突風(ブラスト)Ⅳ>:相手に風を叩きつける大きく吹き飛ばす。

しかし威力は低く、射程もそこまで高くない。レベルアップによって威力は上がらずリロード時間と消費魔力が減る。


<天地無用Ⅲ>:曲芸師には空も地面も必要ない。己の足の下にある物こそが立つべき場所である。発動すると3分の間、踏むことができる全ての物体が足場になる。


<研魔Ⅱ>:魔力を込めた状態の時、消費する武器の耐久値が半分になる。そして<研魔>をスキルとして発動させた場合、武器の耐久値と魔力を消費することで3分間ダメージ量が1.6倍になる。


< 浮精切響(ふせいひっきょう) >:妖精はふわふわと漂い、時に羽毛のように軽く、また鉄のように重い。それは凝縮された魔力そのものであり、小さき者の命の煌めきである。自分の体重が軽い時ほど魔力の密度が上がって浮遊中の攻撃力が上がる。



PC 一(いち)

LV29

種属 粘人(スライム)

職業 狂戦士(バーサーカー)(双斧)

HP <体力>100 (+0)

MP <魔力>10 (+0)

STM <スタミナ> 50 (+0)

STR <筋力> 80 (+10)

INT <知力> 10 (+0)

DEX <器用さ>50 (+10)

AGI <敏捷>50 (+0)

VIT <防御力>30 (+0)

LUC <運> 40 (+10)


スキル

<背水Ⅴ><不屈Ⅴ><重攻Ⅴ><針孔雀(みずどり)Ⅳ><繚乱Ⅲ><狂界Ⅱ><紅影(こうえい)>


魔法



装備 

武器 血落の双斧

頭 種肉の芽 +10

胴 白髄(はくずい)の甲殻 +8

腰 白髄(はくずい)の外殻 +8

足 白髄(はくずい)の靴  +8

アクセサリー 人形(ヒトガタ)の首飾り

合計防御力 34


PC ヨウ

LV22

種属 屍人(キョンシー)

職業 死霊術師

HP <体力>40 (+0)

MP <魔力>40 (+0)

STM <スタミナ> 60 (+20)

STR <筋力> 60 (+0)

INT <知力> 30 (+0)

DEX <器用さ>30 (+0)

AGI <敏捷>60 (+10)

VIT <防御力>30 (+0)

LUC <運> 60 (+0)


スキル

<腐触Ⅳ> <理撃(りげき)Ⅳ><冷肺(れいはい)Ⅲ><黒爪(こくそう)Ⅱ>


魔法

<青い肢体(パッチサイト)Ⅳ><継ぎはぐ心臓(パッチソウル)>


装備 

武器 血染めの包帯

頭 血印の札 +7

胴 夜肌(やはだ)の霊服 +14

腰 装備不可

足 夜肌(やはだ)の革靴 +7

アクセサリー 

合計防御力 28


<腐触Ⅳ>:死者の手は触れる物全てを腐らせて分解して最後には塵へと変える。じわじわと感染させるように広がっていき連鎖して蝕み敵にダメージを与える。発動箇所は手や足で使うと代償として使用した部位がなくなる。


<理撃(りげき)Ⅳ>:窮鼠猫を噛むのように魔法使いも追い込まれば戦士を殴り倒す。だが魔力を通す熟練者の拳は追い込まれなくても戦士を超える十分な威力。魔力を消費して攻撃の威力に補正を掛けられる。


<冷肺(れいはい)Ⅲ>魔力を冷気に変えて肺に溜めることで体の中を巡らせる。発動中は冷気属性が付与され冷気耐性を得る。肺に溜めた冷気は吐き出すこともできるがその分効果時間が減る。効果時間は呼吸がどれだけ保つか、スタミナの最大値で決まる。



<黒爪(こくそう)Ⅱ>:指の先から黒い爪を飛び出させることができるようになる。爪は斬撃属性を持つだけでなく状態異常の毒やランダムのステータス低下を引き起こす。



<青い肢体(パッチサイト)Ⅳ>:死霊術に属するうちの一つ。肉体を魔力で作り増幅させる。作った肉体は元の体の影響も受けるが込めた魔力によって筋力と強度が変わる。


<継ぎはぐ心臓(パッチソウル)>: 死霊術に属するうちの一つ。擬似的に魔力で魂を再現して対象に定着させることができる。自分に使えばバフをかけることができ、死体などに使えばアンデットとして一時的に使役することができる。



それぞれが自分のステータスを確認しながら奥に進んでいく。大変な目にあった1層を下っていきしたので階へと足を運ぶ。静かな洞窟の中を歩く足音だけがしっかりと響きながら一歩一歩前に行き、またもや2層の入口と思える広い場所に出た。


2層で待っていったのは1層と打って変わって肉がついているゾンビがたくさんいる。流石にさっきのスケルトンみたいに山ほどいるわけじゃないけど、所々にゾンビと言って良いのかわからない肉の塊みたいなスライムがいるのが気になる。


「骨の次は肉が相手。どうレンちゃん分かりやすいでしょ!」


「勘弁してよー。ヨウさんみたいなのと戦いたくないなぁ。なんか変な肉のスライムとかいるし」


「酷いよレン君、わたしをあんなゾンビと一緒にしないでよ。わたしそこまで弱くないよ!」


「突っ込むとこそこなの!俺はもっと否定するべきとこが他にあった気がしますけど」


「まぁ、とりあえず今回は一(いち)さんもあんまり突っ込んでいかないでくださいよ。みんなの武器の耐久値も多くないんですから」


「分かった。私、ガマンできる子だから安心して」


どうしよう全然安心できない。不安だなぁ。



この作品を読んでくれてありがとうございます。面白ければ評価とブックマーク登録をよろしくお願いします。

ただ私が嬉しくなってやる気が上がります(>_<)

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