表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/17

彼女の過去4

高校卒業後私は、一人暮らしのためにバイトを始めた。

大学は、奨学金(借金)で通うため短大で学費が安いところにした。

実家から離れて賃貸が4万円のところに住んだ(短大は寮がなかった)。

ガスコンロとフライパン、なべ、お皿など最低限のものしかはじめはなかった。

冷蔵庫を買うまでは、その日安いものを買ってしのいでいた。

大学が始まるととれるコマはすべてとった。

合間にバイトもいれた。

お家では、休む時だけいる感じだった。

そのおかげで、扶養範囲で月10万円収入があった。

学生なので年金は支払いを止めてもらっている。

手元に残るの多い月で2万、少ない月だとほぼ無くなることもあった。

理由は、身体が元々弱く病院代がかかる月があったからだ。

学校関係は奨学金で支払っていたから家計簿には関係が無い。

使いたいと思うときもあったがなんとか使わずに過ごせた。

大学生活は、他人とあまり関わりたくなかったので一人で過ごした。

もちろんごはんもだ。

さみしいと時々感じることもあったが、高校の頃を思い出すと人とは関わりたくなかった。

だけど、彼との出会いだけは、縁だけはどうしてもほしくてつい関わってしまった。

今思うと、後悔で涙があふれ出す。

私は”彼を幸せにはできないかもしれない”から・・・・・・

そして彼と恋人になった後、何事もなく卒業した。


ただ、卒業式と成人式の年が同じで母親がどうしても私の卒業式と成人式につけさせたいと父親に懇願したらしく関わることになった。どちらもスーツで参加するつもりだったので、何度も断った。だが祖父母にも生涯に一度だから華やかな姿を見たいと言われ渋々受け入れた。


コレが間違いだった


母親は、自分に都合が悪いことが起こる度に、私に

「ママが周りからひどい扱いを受けているのに○○は何もしてくれないね。卒業式や成人式にあなたのことを思ってたくさんお金かけたのにね」

と言う内容のメールや電話を一日に何度もかける日もあった。

電話は着信拒否にしたかったが電話番号を変えてかけてきたのでやめた。電話に出ることもない。

メールはいつか何かに使えると思って残している。

それだけだったら知らないふりが出来たが、親戚にそれを母親が言いふらしたらしく事情を知らない親戚から正月の挨拶回りをしているときに「親は大事だよ」と言われたことがあった。

その後おうちに帰り涙が止まらなかった。

その後も似たようなことがあり、母親の電話に出た。

すぐにお金を返すと言うと態度を変え、その様が気持ち悪かった。

父親に、母親にお金を返すと渡したがその必要は無いと返された。

父親がどう対処したか分からないが上のような行動を母親がしなくなった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 辛い過去が続いていますね。 今後どう発展していくのかな◎
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ