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彼女の歩んだ道1

彼女とは大学生の時に出会った。

お酒は飲めず、人との関わりはあまり得意ではなさそうだった。

「基本一人の方が楽」

といっていた。

卒業する時に彼女が告白してくれた。

「一緒にいて落ち着くから、これからもそばにいたい」

初めは告白だと思わなかった。

普通の容姿の私が、告白されるなんて思わなかったから・・・・・・

「はい」

と答えた。

その後、私は彼女と過ごす内にすきになっていった。そして、私からしっかりと告白し一緒に住むことになった。

この時は、まだ彼女はキラキラした表情をしていた。



社会人になり6年がすぎた頃、彼女が寝付けない事が増えた。

そして、運が悪いことに流行りの新型ウィルスにかかった。もちろん一緒に住んでいた私も感染した。

感染対策はしっかりしていて、好きなことも我慢して、必要最低限の外出しかしていなかっただけに彼女はとてもショックを受けていた。

幸い二人とも軽症ですんだ。

だが、療育期間が終わって彼女は変わってしまった。

泣くことが増え、仕事はいける状態ではなかった。

この頃から「死にたい」と言うようになった。

様子がおかしいと思い行きつけのクリニックに行こうと誘った。

寝付きは悪化し、行きつけのクリニックでは心療内科の紹介状をもらった。

診察中ずっと泣いていた。



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