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精神的での休職手続きは、大仕事に近い

病院から診断書ももらえたようで、彼女は仕事を休職することになった。

ネットで得た知識だが、無理に仕事に復帰し悪化する場合もあるそうで、落ち着くまでは休んだ方がいいと彼女と話をして決めた。

お金の件はバイトを深夜勤務にしてもらうことで補うことにした。

気がかりなことは、彼女も生活リズムが狂わないかということだが、今はうつ手なしだ。

これも彼女に伝えて決めたことだ。

その合間に彼女の傷病手当の書類を聴きながら代筆、休職するのも書類があるらしくそれも代筆した。

理由は、彼女が文字を書けなくなっていたからだ。

書こうとすると、動機がしたり、冷や汗が出たりと拒否反応があった。

彼女の会社への連絡は、メールでしていたがメールも私が話を聞いて送っていた。

精神病棟に入院しようとも考えたが、彼女が強く拒否したため、命に関わることをしそうになったらすぐ連絡する約束をして保留にした。

(自殺をしないだと、人によってプレッシャーになったり余計追い詰められる場合もあるそうなのでその約束はしなかった)

生活費には余裕がないので、自立支援医療を受けることにした。

これも彼女は直接の手続きは難しかったので代筆し、仕組みを理解していなかったので何回か市役所に通った。

(バイトの休みの日を利用したり、バイト終わりで少し眠った後に市役所には行っていた。)

彼女の状態は、波があった。

元気にお散歩を出きる日もあれば、車イスでお散歩をする日もあった。もちろん外にでて一瞬で帰ることもあった。(なるべくお散歩は付き添っているが、元気な日は一人で行ったりしていた。)

食欲は戻らず、睡眠も波があった。

薬は飲み忘れないように、薬用のカレンダーフォルダーを買った。

流行のウィルスに感染した後遺症なのか髪の毛が大量に抜けることもあった。

今は、ウィッグを着けて外にでている。

髪以外にも喉の違和感はとれないらしく、それらがひどくなると度々パニックを起こしたりしていた。

彼女は日に日に生きる意志が消えていくように見えた。

そんな彼女に「愛してる、大好き」と毎日声をかけていた。

彼女は、それを聞いていつの間にか静かに泣くことが目立っていた。

ふと、彼女をみて思ったことがある。

「頑張らないでいいんだよ」

という言葉がある。

この言葉は、心が疲れてしまった人からは毒にもなるんじゃないかと思う。

今の彼女は、

「死なないように、その日を生きるために頑張らないと、踏ん張らないと気の緩みがあると不幸を招く結末がまっている」

と私は感じている。

彼女は頑張ることで生きている。

その彼女に「頑張らなくていい」なんて「死んでいいよ、よく頑張ったね、もう楽になっていいんだよ」といっているようなものだとおもう。

人によってはこの言葉が必要な方もいると思うので、あくまで、彼女のケースではこの言葉は不適切ということを私は伝えたい。

精神障がいを抱える人は、言葉のかけ間違いで亡くなるきっかけだってあるから……



言葉って難しいですね

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