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ハイスクール・カンパニー   作者: 西 亜麻音
ハイスクール・カンパニー
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ファイル2 中川葵 高校に入るまでフランスで過ごす。 ファッションに詳しい。 ヘアメイク、ファッションはプロ並み。 黒髪の美人。見た目は日本人形みたい だが、中身は合理的フランス人。

メンバー全員が会議室に集まっていた。

school カンパニー社は、誰が、どんな仕事をするのか、代表の理貴に説明する義務はあるが、ほとんどがメンバー一人一人の裁量に任されている。だから、多樹のように、防犯上の意見を求められた時や、英語やフランス語はメンバーの多くは、話すことが出来るが、それ以外の言語の対応は、いくつもの言語を話せる多樹の仕事だ。

多樹は、必要な時だけ仕事をしている。

また、ユウのように、政府の要人会って話を付けたいって時に、頼まれて仕事をする、なんてメンバーもいる。


ただし、月曜日の定例会議にだけは、出席する義務がある。

学校に通っているユウが、会社に来る頃、夕方になって会議が始まる。会議は、ミーティングルームで行われている。

「この仕訳になった理由は?」ホワイトボードを背に葵が、仁王立ちして言う。

ミーティングルームに集まった、葵以外のメンバーが、理貴の方を向く。

他のメンバーは理貴が、そうしたい、という意図を微妙に察して、変だと思いつつも、意見を控えていた。だって、変だろう。

どう考えても…察しろよ、とユウは思う。か、葵には、通じない。


 応募者の履歴書が、2つに分類されていた。理貴は、葵が反論するのを見越して言った。

「他意はない。純粋な気持ちで、分けたらそうなった。それに、多くの時間を面接に時間を割くわけにいかないし。ちょうどよかった」

それでも、葵は納得してない。葵はどんな些細なことにでもベストを尽くす。自由と平等と博愛の精神に、例外はない。最良の選択をするがモットーで、それがたとえアルバイト一人雇うのにも同じた。

「それにしても、面接するのは一人だけって何?」葵は、一歩も退く気がない。他のメンバーは、話しかけるタイミングを失った。二人とも議論しだしたら、お互い譲らない。

「書類の仕訳がどうかしたの?」ケンサクが尋ねた。一同、呆気に取られて、ケンサクを見た。

「理貴が説明して」案の定、葵がイラついて答える。

「だから、面接するのに、簡単に言うと、会いたいグループと、会いたくないグループに分けただけ」

「それの、どこが問題なの?」ああ…こいつは、王さまの耳は、ロバの耳って騒ぐやつだとユウは、思う。

「因みに、面接する方が1通ね」葵が呆れていう。

「えっ?あと全部断るの?」ケンサクが思ったことを言う。ケンサクが、会議の内容を理解してないのは、いつものことだ。


理貴が爆弾発言をした。

「というか、もう断ったから」葵が、理貴をにらみつける。

「あーあ、何百枚あったのかな」とイヤミを言う葵。

「何百枚あっても、どれも同じだ。不採用にした方は、多分、ここに来ても、判で押したように、同じことを言うだけ。自分は、いかに、このお金に相応しいかって話ばかりで、たかが、俺たちの食事を作る仕事だとしても、そういう気持ちで、ここに来てほしく無いんだ」理貴が、そこで一息つく。

「横暴だよ、理貴」葵も譲らない。


仕方なく、多樹が、解決の糸口にならないかと意見した。

「わかった、理貴。で?彼女はどこかが違うの?」多樹が言うのは、いつもまっとうなことだ。理貴は、多樹に感謝の目を向けた。

「要求がはっきりして、わかりやすいし、仕事の為なら何でもやると意気込みもすごいとこ」というのが表向き名理由。

「単に、履歴書の書き方を、理解していないんじゃないの?」葵の意見に、つい理貴も笑ってしまう。多分、その通りだろう。みんなの前で、口にはしなかったが、理貴が選んだ理由は、彼女が、母親の代わりに家事をしていること。

幼い頃、自分も母親を、早くに亡くしている。なので、同じ境遇の人間を見かけると、放ってはおけない。履歴書にも、弟達の学費の為にも、どうしても、この仕事が欲しい、と書かれていた。

 理貴は給料として支払ったお金が、彼女に渡ることによって、進学できなかった子供が、一人減るなら、多少の我がままをいう理由になると思った。


1ヶ月ほど前、食事の係りを採用しよう!会議で決めた議題だった。

このところ、仕事に追われ、食事をとる時間もとれず、仕事を終えたら、帰るまでに各自で掃除していた時間も、取れなくなっていた。

 掃除するくらいなら、もっと仕事をした方がいい、ということになって、各人の仕事に集中するために、食事や家事全般が出来る人を、採用しようという事になった。

「それってさ、食事係りが採用出来なかったら、俺たちまた、寿司かピザになるの?」とケンサクが言う。

「コンビニの弁当も選択肢に入るよ」と多樹がふざける。

「大丈夫、料理人は何とか確保する」理貴は、メンバー全員が、上手く、まとまってくれればいいと思う。

 会社のメンバーは、自分を入れて6人。因みに、うちの会社では、社員とは言わずメンバーという。ユウと来栖以外の3人葵、多樹、 ケンサクは、朝の8時に自分の住居兼、仕事場であるこの部屋へやって来る。全員が私立鷹揚高校に通っていて、ケンサクだけが一年で、後のメンバーは二年生だ。


この4人は、既に、高校分野の単位の取得が、海外の学校で履修済んでいるので、学校には、定期テストの期間のみ、通えば良いことになっている。葵と多樹とケンサクは、朝、学校へは行かずに、理貴の家である、このマンションに直行する。

 ユウは留学していたわけではないから、普通の学生のように授業を受けて午後五時になって会社に来る。


 理貴が生徒会に入って、規則の付帯事項として、学校側に認めさせた。既に、何年も前に履修したことを、また一からやり直すのは、時間の無駄だし、会社が軌道にのり始めると、理貴の許可を取るために、授業中もひっきりなしに、問合せが来る。

 それが授業に支障をきたすのと、反対していた教師のプリントや、テスト問題のミスを指摘して、教師が根をあげるまで続けた。標的になった教師は、理貴が学校に来ないなら、何でも協力すると、言い出した。

 学校側が、中々重い腰を上げないので、スクールカンパニーのメンバーで、生徒会執行部になり、規則の改正を行い、付帯事項として、認めさせた。


その際、認めないとメンバー全員の寄付金の打ち切りを申し渡したから、学校側は、たまらず理貴達の要求を認めた。

 ここにいるメンバーの全員が、学校に寄付金をを、ストップすると、教職員の給料も出せなくなる。だから、たいていのことは通ってしまう。


 来栖は、一応、帰国子女で履修も済んでいるが、会社には出社せず、メールやSNSで連絡をとる。

 来栖は、理貴とは、古い付き合いらしいが、電話で用事は済んでしまうから、わざわざ会わなくてもいいらしい。彼は、コンピュータの扱いに優れていて、ものすごい数のコンピュータに囲まれているとか、たまに起こる、ハッキング事件の首謀者ではないかと噂されている。

 でも、本当は来栖が使ったコンピューターの電気代が、とんでもないことになって、理貴がマンションから追い出したのが真実だった。


「それじゃあ、次の案件」葵が取り仕切る。葵は、メンバーの中で、唯一の女子。この会社は、理貴が立ち上げたけれど、葵と来栖が最初から、設立にかかわっている。

「先週も少し話したんだけど、フランスにいる友人から、通っている学校が、制服を導入しようという動きがあって、生徒たちは、日本のアニメと同じ制服がいいという意見が多いの。学校側も、自由に選択出来る選択肢の1つとしてならという、お話しを頂いてます」

「どのくらい、注文取れそう」理貴が疲れきった顔で聞く。


あれ?どうして、制服を売り出すことに?

「理貴?制服の案件、聞いてないけど?」ユウが尋ねる。


この間、日本に、修学旅行を呼ぼうっていう企画を立てて、海外の協力ボランティアにアンケート取ったり、国内の旅行会社に行って、ツアープラン考えてもらってるはずだよな。とユウは思い出した。

「ああ…そっちも、同時進行中だ」

「理貴?そんなに同時にこなすのは、無理だろ?」ユウは、理貴の体を心配した。

「修学旅行の件は、規模が大きくて、動き出す前に、別件をやってもいいかなと」

「理貴、ただでさえ、スケジュールきついだろ?無理するな」

 他のメンバーがどんなに、忙しく走り回ろうと、理貴が裏で足りないところを、フォローしている。アイディアをどの会社に製品にしてもらうか、どんな風に売り込むか、販路をどうするか。

 スクールカンパニー社の運営は、そのほとんどを、実質、理貴が行っている。ユウは、理貴の補佐をしていて、それがよくわかっている。

「ユウ、ありがとう。キャパを超えたら自制するよ」

「じゃ、さっきの続き…」理貴は、葵の方を見る。

「固いのは百かな」と、葵。本人もわかってるって顔。

「百か…ちょっと厳しい。メーカーそれで納得する?」理貴が、懸念される点を素早く指摘する。


 多くの人が動き、係わることになる。高校生だからと言って、失敗しましたでは通らない。採算が取れなければ次の取引には応じてもらえない。いくら、素晴らしいプランでも、企業に損をさせたら、たちまちこのビジネスは、行き詰まる。理貴には、それが分かっている。


だからと言って、メンバーは、失敗を恐れて、挑戦を止めてはいけない。葵は、理貴の疑問に適切に答える。

「対策は、取ってあります。来月のファッション雑誌に、制服の特集を組みます。慈善団体に成績優秀者には、制服の貸与をしてはどうかと提案中です」

「ファション雑誌って、葵ん所の出版社って、若者向きじゃないだろ?」

「はい。むしろ、親世代です。うちの叔母が、娘とツーショットで特集したらいいって。

もちろん、日本からも、ブログ、インターネットで特集します」

「うん…それは?どのくらい決まりそう?」

葵は、フッと笑って

「雑誌社も、慈善団体も身内みたいなものですから…」葵の発言は冗談じゃなくて、葵のフランスにいる叔母さんは、ファッション界で有名な人だ。一族で出版社も経営している。因みに、葵は、日本人形みたいに華奢に見える。が、外見と違い、中身は、自由と合理的精神を持ったフランス人だ。

「メーカーへの対応は?」

「フランス側が決まれば、問題ないかと…」

「ユウ、ライセンスは片付いてる?」

「ああ。心当たりがあるから、当たってみる」

理貴は、葵の方を向く。

「わかった。葵、行きたいんだろ?」

「ウィ、ムッシュー」

「割合は、そっちで決めていいぞ。もうすぐゴールデンウィークだ、出社は休み明けでいい」

「ありがとう!理貴」


「ケンサク、電話がなってる」葵に言われ、ケンサクは電話をとった。会社に入ってから、電話をとる役目はケンサクだった。この中で、一番下っぱっていうのと、一番、日本語が怪しいからだ。


「もしもし…」なんだっけ…

実はケンサクは、電話が本当に苦手だ。日本語は、日常会話なら何とか不自由ないレベルまで上達した。


 理貴を追いかけて、アメリカから、日本にやって来たケンサクは、日本に行く飛行機の中で、初めて日本語を勉強した。アメリカでの家族との会話は、もちろん英語だし、たまにお祖父ちゃんと話す時は、広東語だ。


 相手が知らない言葉を使った時に、目の前に相手がいれば、すぐ聞き返す事ができるけど、電話だと難しい。英語で話していいよ、と言われれば、そこまで苦手じゃないけど。

早口で一方的に話されると、ちゃんと聞き取れない。


受話器の向こうから、早口の女の子の声が聞こえてきた。

「あの…すみません。今日、面接していただく予定の牧瀬と申します…」

「はい。お待ちしていました…」あれ?あってるかな…

 面接?さっき、みんなが会議で話してた事だ。

「あの…申し訳ないんですけど、今、建物の前にいるのですけど、どうやって中に入ったらいいのか分からなくて」

ん?何て言ってるの?建物に入れないってこと?

「あの…君は…ロビーにいるの?」葵が後ろで、ケイゴ!って騒いでる。日本語が難しいのは、ケイゴってやつのせいもある。ケイゴって誰だよ。意味が通じれば、なんだっていいじゃないか。


 説明が面倒なので、下まで降りていくことにする。ちょっと息抜きがしたいし。

「わかりました。すぐに下に行きます!!」みんなの視線が、自分に集中する。

受話器を置いて、走り出したところで、理貴に呼び止められる。


「ケンサク、どこに行くんだ?」と理貴。

「牧瀬さん、呼んで来ます」葵が、ケンサクを呼び止めようと声をかける。

「ケンサク、お客様なら、伺いますよ!っていうのよ」と葵。

「違うでしょ?理貴や葵には、ケイゴは使わない!」ああっ…ケイゴも葵も面倒くさい!

「大丈夫か?」理貴に、大丈夫だよと答える。


ケンサクは、急いで、マンションのエントランスに向かった。マンションのロビーに人の姿はなかった。

「あれ?」気になって、自動ドアの外に出て、建物の外に出る。いた。制服を着た、高校生らしい生徒が。キョロキョロ周りの様子を見てる。ケンサクは、話しかけるために彼女に近づいた。

「あの…」

「はい」彼女が振り返って、ケンサクを見た。

「牧瀬さんですか?」

「はい…」

「僕、あなたを迎えに来ました」嬉しそうな顔が、不安そうな曇った顔になる。

「えっ?あなたが?」彼女が上から下まで確認する。僕のこと疑ってるの?

「さあ、行きましょう」ちゃんとケイゴで答えたでしょ?

「ちょっと待って…会社の人って?もしかして…あなた?」牧瀬さんが、驚いて立ち止まった。

「そうですけど」牧瀬さんが、じぃっと見つめてくる。

「だって、どう見ても…中学生」

「えっ?中学生?」ケンサクは、ムッとして、相手をにらみつける。

 葵さんに何言われても、顔に出すなと言われてるけど、中学生は怒っていいよね。

「中学生じゃありません。高校生です」

「もしかして、1年生?」牧瀬さんの顔が、ゆるみ笑いかけてくる。

「1年だから、どうだっていうの?」ケンサクは、中学生と言われて、まだ機嫌が直らない。

「同じだっていいたかったの。まあ、いいわ。会社の上の人に会えば、わかるから」

「じゃ行くよ」偉い人って言っても、自分とたった1つしか違わないのに。とケンサクは思った。

「ここで待ってて」ケンサクは、牧瀬さんをリビングに待たせておいた。


 みんながいる会議室のドアをノックする。

ちゃんと言われた通り。問題ない。

「理貴、牧瀬さん来たよ」全員がこっちを見る。

「じゃあ、こっちに呼んでくれる?」理貴が言った。

「みんなで面接するの?」悪いけど、すごい威圧感だ。理貴と葵に並んで、じっぃっと見られたら、ケンサクだって、逃げ出したい。牧瀬さん嫌になるんじゃないかな。

「どうかしたの?」葵が聞く。

「いいえ。なんでもない」可哀想にと思う。

 たくさんあった会議の資料や履歴書は片付けられ、理貴が正面に座り、葵がその横、多樹とユウは隅に座っていた。

「どうぞ、座って」理貴が言った。部屋に入って来た牧瀬は、少し戸惑っているように見えた。

「まず…名前と…」メンバーが揃って、これから理貴が話を始めようとした時、


「うわあー可愛い!!」という葵の声が響いた。こうなったら葵は、止まらない。ひらめくままに、周りを巻き込む。

「ユウ !!彼女、イメージにぴったりじゃない!! 動画とりましょうよ!!早く!!制服持って来て。あなた、サイズはMサイズ?Sでも平気ね」

「おお、いいね」ユウまで賛同する。こうなると、誰も葵を止められない。

「葵、ちょっと黙って。それは面接が終わってから」理貴が言った。


あれ?会社の面接だよね?なのに…大人は一人もいない。面接官は、どう見ても学生だ。それでも伊都は、沙希に言われた通り、会釈をして相手の言葉を待つ。

「牧瀬伊都さん?」

「はい!!」元気がいいのだけが取り柄だと沙希に言われ、元気に振舞う。


 面接官はにこりとも、ピクリともしない。

中央に座っているのは、男性…というより、同年代の男の子、メガネをかけてるから生徒会長という感じだ。笑わない王子様…は、もう一度、伊都が書いた履歴書をじっくり見直している。

 王子様を見てにやけない様に、伊都は歯を食いしばる。

「履歴書によると、食事は、全般的になんでも作れるとのことやですが」彼は、他のメンバーをチラッと見た。

「例えば、みんなは、今日はなに食べたい?」いきなり他のメンバーに聞いた。

「クスクス!!」

「ビーフストロガノフ」

「カレー」

「どうしよう!ネットで探していい?」と、いろいろ反応がかえってきた。


「牧瀬さん、あなたなら、どう対応しますか?」伊都は、言われたことを整理して答える。

「はい。えっと、ビーフストロガノフなら何とかなると思います。クスクスについては、作ったことがありませんので、調べるのに1日いただければ、何とかなると思います」

「料理なら、何でも得意なの?」ケンサクが尋ねる。

「いつも作ってるのが、普通の家庭料理なので、そういうものでしたら…」伊都は、慎重に答える。

「じゃあ…肉じゃがは?」ケンサクが、今にも食べたいというくらいすぐに言う。

「はい。好みの味に出来ます」

「へぇー。手巻き寿司は?」今度は葵が、尋ねる。

「もちろん。お好みの材料で…」

「やった!!」ケンサクが喜ぶ。

「異論は無さそうだな。じゃあ、牧瀬さん、明日からお願いします」中央の王子様が頭を軽く下げた。

「あの…会社の方は?」伊都は周りをきょろきょろする。どこかに大人が隠れていないか確かめた。

「えっ?」そこにいた全員が、伊都を見る。

「あの… 結果は後日って… もっと偉い人が、決めるんじゃないんですか?」


表情を変えなかった、王子様が笑った。

「牧瀬さん、わが High schoolカンパニー社の代表は、俺、内藤理貴だよ」

「みんな、高校生…じゃあ…ないですか…」

「そうだけど」理貴が、そっけなく答える。

「何だよー知らないで来たのか?」ケンサクが笑う。

「ごめんなさい。私、時給の所しか見てなくて…」

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