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走れ、少年
最近、姿勢が悪くなってきて
君の顔もよく見えなくなってきている
いい加減に姿勢を正して外に出かけたい
町に蔓延るたくさんの人々
怖い人もきっといる
でもそれ以上に良い人もいるんだ
田舎の小道を竹下通りに置き換えて
僕は歩いていく
顔を上げて猫背を気にしながら堂々と
心配なんてしなくても
自信なんて無くても勝手に後から
物欲しそうにくっ付いてくるよ
今から君に似合う人になってみるよ
いや、ならなくちゃいけない
そう意気込んで背筋を伸ばしながら
歩くスピードを上げて駅へ向かう
