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エール
机の上に置かれる参考書の山
登っていこうにも高すぎる
いざ、やろうと思っていても
もう遅い、もう無理だ
そんな事を頭の中で考え出して
勉強は一向に進んでいかないのに
月日だけが進んでいってる
何だかんだ、やらないといけないから
参考書と単語帳を渋々開いてみる
すると最初の20ページしか
やっていなくて再び絶望する
「勉強を持続しろ」
そんな事、最初から分かってる
でも今まで持続してこなかった自分にとって
その言葉は私に通常の
人の10倍の重さでのし掛かってくる
単語帳を見ても最初のAppearしか覚えていない
今までの自分を後悔なんてしていない
きっと今の私が3年前に戻ったとしても
また同じ事を繰り返してしまうだろうから
今から死ぬ気でやれば間に合うだろうか?
だからといって自分が受験に対して
そこまで本気になれるかは不透明だ
今日、自分は死ぬ気で勉強すると断言しよう
数分先、明日、来週、春の自分に
私がいる「今」からエールを送る




