4(仮)
あれから、時が経ち。
現在、僕と夕歌さんは街に出てきていた。
普段とは見慣れない街並みに僕は圧倒されていると、
「ねぇねぇ、静さん」
「どこから回る?」
その質問に僕は
「夕歌さんの好きなところを回りなよ」
と答えた。
僕は、ここに来るのは初めてで何があるかわからないから夕歌さんに任せることにした。
「本当はね」
「和津斗さんも来るなら、遊園地に行こうと思ったんだけど、静さんとなら普段行かない場所にでもと思ってここにしたの」
夕歌さんは、ここを選んだ理由を話してくれた。
「はへー」
「それにしても凄いねここ、すごく___」
.........
「あっ.......」
電車の音に掻き消されてしまいそれから先は聞こえなかった。
______
あれから夕歌とは近場のゲーセンで遊んで別れた。
そうして、時刻は夜の9時を回ったあたりだ。
「さーてと、ゆっくりしますかな」
そう言って息を吐こうとしたとき、
急にスマホが鳴った。
件名を確認してみると和津斗からだった。
別にフルシカトしても良かったがこんな時間にかけてくるのも珍しいので電話に出ることにした。
「どうした?和津斗」
そう問い掛けると和津斗は
「夕歌さんとはどうだったんだよ」
そんなことを言ってきた和津斗に対して俺は言った。
「お前まさか、俺を揶揄う為に行かないとかほざいたんじゃないだろうな?」
そんな怒りをぶつけている俺に対して和津斗は
「そんなわけあるかよ。たまたま用事があったから行けなかったんだよ」
「行けたら言っとるっちゅうの。行けなかったからせめてお前に話でも聞こうと思って電話したんだよ」
そう、答えた。
「まぁ、わかった」
それから俺と




