日常
あれから、二日経ち金曜日になった。
僕と夕歌さんの関係は学校中で知れ渡っていた。
考えれば、わかる事だが多分、夕歌が告白を断る際の理由に使って広まったんだろう。
そんな、ことを考えながらぼーっとしていると突如背後から声をかけられた。
「よっ!」
そう、挨拶をされた。
声を掛けてくる男なんて奴なんて、見当が付いているが、一応念の為に振り返ってみると案の定、やつの和津斗の姿がそこにはあった。
「おはよ」
挨拶に対して和津斗は僕に対して
「なんでそんな顔を顰めてんだ」
と予想外の一言を言われた。
それに対して僕は
「少し考えてたからそのせいかも」
と少しはぐらかしておいた。
和津斗は僕に対してこう言ってきた。
「お前、夕歌さんと付き合ったって本当なのか?」
「おい、声が大きい」
そう和津斗を制止させた。
「すまねぇな」
「それでどうして夕歌さんと付き合う事になったんだ」
和津斗からその想像通りの質問が飛んできた。
それに対して僕は小声でこう問いかけた。
「本当に付き合ってると思ってるのか?」
「絶対ない、ありえない」
ごもっともな意見だけど、それにしても言い方が度直球で酷すぎる。
「その反応的に夕歌さんが勝手に付き合ってるっていってるだけか?」
その質問に小声で
「いや、夕歌さんにただ
付き合うフリを頼まれて了承しただけだ」
「お前って、そういうの許可するタイプだったっけか?」
「いや、まったくだぞ」
「そもそも、人前で顔赤くしてにそんなこと言われたら断れねぇだろ普通」
これはマジで思うのだが、あんなこと人前でされたら集団圧力で断るの大抵の人間は無理だと思う。
「それもそっか」
和津斗が一言呟いた。
そんな会話をしていると、夕歌さんがやってきて話しかけてきた。
「妖華さんと、、」
どうやら夕歌さんは和津斗の名前がわからないようだ。
「ねぇ、お名前教えてくれる?」
名前のはからない夕歌は和津斗に名前を聞いた。
「和津斗です」
「和津斗さん、妖夢さんとも仲良さそうだし今度の日曜日一緒に遊びに行かない?」
そんな、夕歌さんの突拍子のない一言に対して、和津斗は
「いきたい気持ちは山々なんですが、生憎その日は予定があるので遠慮させていただきます」
そんなことを言いながら和津斗は口角を上げて少しニヤついていた。
こいつ、絶対にわざと断りやがった。
妖華はあとで締めてやると心に誓うのだった。そうして、今日も今日とて学校が終わり、身支度をすましていると夕歌さんに話しかけられた。
「あの」
「朝に一緒に遊びに行こうって話したでしょ?」
「何処か行きたい場所があるか聞いときたくて」
その問いに対して僕は
「僕は行きたいとかないから夕歌さんの好きなところに行きなよ」
夕歌さんの質問に答えると
「わかったありがとね」
と感謝された。
その後、夕歌さんはルンルンと鼻歌を刻みながら帰っていったため、今日はいつものように夕歌さんと帰るのでなく1人で妖夢は家に帰るのであった。
そうして、家に帰ってきた僕はゆっくりと休んでから眠りにつくのだった。
作品を通して一番つまんない回です多分




