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第34話:夜分の盛り上がり。ネット交流

登場人物:


主人公:宇田川咲子 高校に入学したばかりの15歳

主人公友達:立花律子 友人

主人公友達:大越理恵 友人 研究会所属 

日常研究会 代表:影山雄一

南雲津久美:研究会所属

手塚美子:研究会所属 新入生


ニッチな才能たち

ファイールズ・明:発破爆破の天才

石坂正洋:工学論文をたしなむ生徒

石坂浩二:正洋の一つ上の上級生、その実発明の天才

五条悟:人形作りをたしなむ男

堀之内貴信:二年、人体工学をたしなむ

「優紀院高等学校」


その他:

宇田川清江:咲子の母親

宇田川智樹:咲子の弟 中1

立花理香 律子の母親


カクヨムとも重複投稿です。

咲子の沈黙の四点リーダーは続く。脳裏には正洋と明が浮かび、淀んだ感覚で呆ける時間が起きた。咲子の淀み浅い意識では二人のことを


生産的とはいえない評価がつづいていた。その中心としては二人の個性が現れる事実だ。




咲子(論文、うんまたやるんだね。もう?休まないの?この人。もう。新横浜で何やる気だい。明君はぁ。へえ、花火ね。花火ってつくれるもんなの?使うの、花火は)




咲子のスマートフォンを動かす指はLINEを操作し日常研究会のグループワークへ送る。女性だけであり、影山は入っていない。




咲子:「正洋くんと明君、どう思う?正直に、論文とか発破爆破とかおかしくない?」




少しの沈黙が続く時間が起きた。同時期では美子と律子も夜分において弛緩した状態にあり、咲子からのLEINのメッセージで注意は向く。そこからは


ネットワーク上の交流が盛んな夜となった・




*************************************




美子:「石やんね。へえ。へえ。有望株だねー石やん。明もよし」




律子:「何がよしなの。でもまあ変わっているよ二人とも」




美子:「影山さんは有望株が3人で嬉しいってよ。あと悟か」




咲子:「正洋くんと明君と五条君でしょ。うん。どうなの五条君」




律子:「浩二さんも以前から注目してたって」




美子:「発明家じゃーん。」




咲子:「工業デザインなんだよね。普通と違う」




美子:「ってもさぁ。わかんねーよ。佳村さんに甘いってだめだししてんじゃん。何がだめなのよ」




律子:「ついていけるのかな。佳村さん」




美子:「発明できる時点でおかしっての。大物じゃねーの、逆玉ねらえや。」




咲子:「自宅はそんなに。なんでだろ」




律子:「頭がよすぎるんだよね。多分、時期とか」




美子:「はいはい天才天才」




咲子:「正洋くんは」




美子:「なんだよ。こいつは読んだよ。ハウロア。はいはい、ってAMAZONにいるし」




律子:「出しているなぁ」




咲子「売れる?どう?」




律子:「お母さんがね、日本語の完成度たかいって。売れるかもって。もう少しほしい」




美子:「もう少しってなんだよ。なんかやんのあれ」




咲子「新横浜で市街地攻略するかもだって」




美子:「アホか、石やんあほだろこいつ」




律子:「やるの?創作じゃないのこれ」




咲子:「実際にやってると思う。」




美子:「あほだよ。まあよし」




律子「よし、なんだ」




咲子:「検索すれでばてくるし」




美子:「はいはいアホを調べますかね」




咲子:「悟君はどうなの?」




律子:「ああ、うん。真面目?でもなんか違う」




咲子:「ほんと?」




律夫:「変態かもと思えてきた」




咲子:「ええ~」




律子:「手芸部で近くにいるとつぶやきが聞こえるの」




咲子:「?だれかと」




律子:「いや、人形につぶやいている:




律子:「いい角度、とか。いい色だね。とか」




律子:「変かも集中しているのかな。服もほんとにつくってんじゃない」




律子:「どうしよ、咲子が着るんだよね、あたしじゃないよね」




咲子:「あたしなの?あれ?そうだっけ」




理恵:「あの四人か」




咲子:「あ、理恵さんきた」




律所:「きた」




理恵:「来ましたー」




咲子:「南雲さんは反応なしか」




理恵:「受験生だからね。勉強かなぁ」




律子:「理恵先輩は?」




理恵:「私はまだ、そんなに」




理恵:「あの四人ねぇ」




咲子:「うむむ。」




理恵:「ああ、仲いいもんね。咲ちゃん」




律子:「二人はまかせたから」




咲子:「なんでよう」




理恵:「私の感じは・・・」




咲子:「あれ?美子は?」




律子:「うん静かになった」




理恵:「正洋君は、まじめ、鍛えてる。論文?よかった。明くんは、解体でしょ。現場でてるんだよね。結構偏見とかあるかも


汗と油と危険でしょ。でもこの年で認められてるのかな。彼。こんどマッサージ?悟君は変態かもね。すこし話したけど。興味あることに


興奮ぎみかな。浩二君は天才。実はもう会社とかおこしてそう。私に興味あるのかな。でも美ちゃんか。悟君は律っちゃん?」




咲子:「長いですね。そうなの。美子。」




律子:「反応ない。あたし?悟君?いやー」




理恵:「どうしたあいつ、でどうなの?」




咲子:「いや、いや。ええと」




律子:「どっちも、いわゆる。今どきじゃないよ。どうするの咲!」




咲子:「うるせぇ。考えると。うるせぇ悩ませるなよう」




理恵:「あなたは?」




律子:「いや五条くんとはそんなに。すこし変態に思えるし。なるほど興奮してるのか」




美子:「いやーアホだあいつ」




理恵:「もどってきた。何?」




美子:「石やんさあ、検索したら驚いた」




咲子:「?AMAZONでしょ?」




美子:「いやーなんかねぇ。noteってサービスにもいるわあいつ」




咲子:「ノート?」




理恵:「ああ、noteね。やってるんだ」




律子:「五条君か。うむむ」




美子:「裸、載せてる。あいつ。」




咲子:「???どゆこと?」




理恵:「裸?ん?」




美子:「なんか記事?マッチョポーズ載せてるよあいつ。自分の顔も」




律子:「まあ、ありだけど。うーん」




理恵:「律っちゃんは五条君ね。はいはい。マッチョ?顔?」




咲子「へえ。そうなの。へえ。あいつ」




美子:「思わず買っちまった。よだれぐび」




咲子:「よだれね、へえ。」




理恵:「ちょっとなにこれ。裸じゃない」




美子:「あいつはまかせた。」




咲子:「あとで検索しとく」




理恵:「よろしく。」




咲子:「やだよ。二ッチじゃない。いやべつにやだでも」




律子:「私、なのかなぁ」




****************************************




LINE上の交流は続く。その日は、咲子はもやもやを抱えたまま眠りについた。その驚きに思考が沈黙したのは


翌朝である。休日の朝を少しすぎようかとした時刻。昨日の美子の説明が気になり石坂正洋の名前を検索してであった。


検索表示には、正洋の顔が映し出されている。クリックすると「note]というウェブサービスだった。そこには自身の顔と体の写真を記事に


販売している正洋の存在があった。咲子はすこし検討したのち、顔と体の画像を購入したのであった。よだれが垂れるのを少し意識した

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