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大捕り物??

「あー、あと二日かぁ。こんな快適な護衛依頼は今後ないだろうね。」

 湯船につかりながらユナさんがそう言う。

「そうね、今までだったら街に入るのが待ち遠しかったけどね。夜営の方が街中より快適ってどういう状況なのかしらね。」

 ミナさんがユナさんに同調してるけど、そんな事私に言われても困るよ。

 なのに、一緒にいたミュウやマリアちゃん、クーちゃんまでもが頷いている。


「まぁ、こうして知り合えたのも何かの縁だし、今後何かあったら気軽に声をかけてよね。今回のお礼もかねて力になるよ。」

 更衣室で装備を身に着けながらユナさんがそう言う。

「何だったら、このまま私達のパーティに来てくれても構わないのよ。」

 ミナさんもそう言ってくる。

「男の人がいなければ考えるんですけどねぇ。」

「あはは、それじゃぁ仕方がないね。」

 私達は、笑いながら更衣室を出る。


 この後は商隊の人達が使って、最後に護衛の男性陣が使う事になっているのが、この旅の中で生まれた決まり事なのよ。

 というか、夜営時はお風呂を作る事が当たり前になっているのが、なんとなく解せない。

 私も入りたいから、別にいいんだけどね、ただ、目的地に近づくにつれて、商人さん達の態度がちょっと変わって来てるのが気になるのよねぇ。


 その事をミュウに相談したら「当たり前でしょ、アンタ狙われてるのよ。」って呆れたように言われたのよ。

「いーい?バカみたいになんでも入るアイテム袋を持っていて、オーガロードや巨大ワームなどをソロで倒せるだけの実力者で、変わってるけど美味しい料理を作ってくれたり、水やお風呂などのライフラインも心配ない。ついでに性格はともかくとして外見は一応美少女に見えるアンタは超優良物件なのよ。アンタが一人いるだけで、そこから生み出される富は計り知れないって、ちょっと目端の利く者なら、誰だって分かる事なのよ。」

「えーっ、ミュウの方が美少女だよ」

「反応するところはそこ?」

 その時のミュウは何故か頭を抱えていたのよね。

「とにかく、あれだけ言ってたのに、自重しなかったアンタの自業自得よ。」

 ってミュウは言うんだけどねぇ……仕方がないよね?


 まぁ、それもアスカの街に着くまでの事……あと二日の辛抱だね。

 街に着いたら護衛依頼終了、その後もしつこいようだったら吹き飛ばしちゃえば済む事だしね。

 ……っと、その前に、もう一仕事しておかないとね。


「ねぇ、ユナさん、ミナさん、申し訳ないけど今夜は寝かせないからね。」

「えっ、ミカゲちゃん、それって……。」

 ミナさんが赤らめた頬に手をやり、イヤイヤと首を振る。

「えっとミカゲちゃん、私達女の子同士なんだし、その……ね?」

「……何言ってるか分からない、ただ仕事をお願いしたいだけなんだけど?」

「あ、そう、仕事ね、ウン、お仕事、お仕事。」

 私がそう言うと、何故か顔を赤らめたままで頷くユナさん。

「それで、何のお仕事なの?寝かせないって言ってたけど、朝までかかるの?」

「ウン、本業だよ。ここから1kmぐらい先の辺りに30人程の人が集まっているの。待ち伏せしているか、これから襲って来るかは、まだわからないけどね。」

「それって……。」

「狙われてるって事?」

 私の言葉に、ユナさんとミナさんの顔が引き締まる。


「昨日から私達を監視している一団があるのよ。ただ見張ってるだけみたいだから様子見をしていたんだけどね、急に人数が増えてたのよ。もし襲って来るなら早朝が危険かも。」

「ちょっと、ザモンを呼んでくるわ。流石に私達の手に余るからね。」

 ユナさんはそう言うとザモンを呼びに行ってしまった。


 ◇


「それで、人数は30人で間違いないのか?」

「多少の誤差はあると思うけど、今、この先(・・・)にいるのは大体それくらい……まぁ、この先増援がある可能性もあるけど。」

 ザモンさんの問いかけに私はそう答える。

「で、そいつらが今夜襲ってくるというんだな?」

「そうは言ってないよ。少し距離もあるしね。ひょっとしたら私達が通るのを待ち構えているのかも知れないし。」

「む……かと言って襲ってこないとも限らないってわけか。どちらにしても狙われている事に間違いはないんだな。」

「こんな辺鄙なところで、無害の人が集会を開いているんじゃなければね。」


「むぅ……30人か……俺たち5人だと少しキツイか……。」

 ザモンさんは何やら考え込んでいる。

「俺達を待ち伏せている可能性も考慮するなら、先に叩いておきたいところだな。」

「でも1km先なんですよね?そんなに護衛が離れてもらうのは困ります。」

「しかし、いざ戦闘となった時、商隊が近くにいると護りきれん可能性もある。」


 ザモンさんとリゥイさんに、商隊のリーダーであるガゼルさんを加えて話し合いをしているのを、私達は黙って聞いていた。

 だってね、一応ザモンさんは護衛団のリーダーなわけだし、リゥイさん達は先輩冒険者なんだし、私だって「相手を立てる」ことぐらいは出来るのよ。


 ……と思っていた時が私にもありました。

 いつまで経っても結論は出ずに、同じ話の繰り返しばかり。

 ザモンさんとリゥイさんは奇襲をかけて、先に危険を取り除くべきだと主張し、それに対してガゼルさんは、自分達から離れて護衛が務まるのか?と反論する。

 仕方がないので、何度目かのループに入った所で私は口を開く。

 っていうか、いい加減不毛な話し合いに疲れて来たのよ。


「えっとね、相手の気配の感じからすると、今夜の所はまだ大丈夫だと思うの。だからね、夜明け前になったら暁さんと白銀さんで奇襲をかけたらどうかな?ここには十分な結界も張ってあるし、私達が残れば隊長さんも安心でしょ?」

 私がそう言ってガゼルさんの方を見ると「それなら、問題ないか」と渋々頷く。

「8人か……奇襲をかけるなら何とかなるな。」

 ザモンさんは、私の意見をもとに作戦を考えているようだった。


「よし、ソレで行こう。いいよな?」

 ザモンさんがガゼルさんに確認を取る。

「ええ、『妖精の幻夢』の皆さんが護衛に残っていただけるのなら。」

「じゃぁ、決まりだな。各自、準備を怠るなよ。出発は夜明けの一刻前だ。」

 ザモンさんの一言で、その場は解散となる。

「じゃぁ、ミュウ、後で付き合ってね。」

 私が小声でそう声をかけると、ミュウは黙って頷いてくれた。



「ん?ミカ姉どこ行くの?」

「あ、ごめんね、起こしちゃったかな?」

 夜中に私がテントから抜け出そうとしたら、横で寝ていたクーちゃんが目を覚ます。

「ふわぁぁ……大丈夫だよぉ。ひょっとして見張りの交代の時間?」

「そんなところかな?クーちゃんはマリアちゃんが起こすまで、もう少し寝てていいよ。」

「ウン、分かったぁ……ミカ姉気を付けてねぇ……。」

 大丈夫だよ、とクーちゃんの頭を一撫でしてから、私はテントの外へと出る。

 そこには黒装束に身を包んだミュウがすでに待っていた。


「お待たせ。詳細は道中でね。」

「了解。……行くよ。」

 私とミュウは、気配を殺しながら目的の場所へ急いで向かう。


「はぁ、はぁ、はぁ……ミュウ、速いよぉ。」

 獣人のミュウは、私達より身体能力が高く、その気になれば馬と同じぐらいの速度で走る事も出来る。

 だから、私は身体強化をMAXにしても付いて行くのがやっとだったりするのよ。

「これくらいで何言ってるの?運動不足なんじゃない?」

 私が息を切らしているというのに、ミュウは息切れ一つしていない所を見ると、一応私に合わせてくれたらしい。


「と、取りあえず、少し休憩ね……。」

「いいよ。その後攻撃開始でいいんだよね?」

「ウン、とはいってもあくまでもコッソリ、とね。」

 この先に盗賊っぽい団体が50人程散らばっている事を、ミュウにはここに来るまでに話してある。

 明日の早朝、ザモンさん達が奇襲をかける手筈になっている集団の、増援部隊なんだと思うの。


 私が辺りの気配を確認した時に感じたのは、商隊の進行方向に30人程の集団、後方に50人程の集団だったのね。

 ここからは私の推測なんだけど、ザモンさん達が向かう予定の前方の集団は囮だと思うのよ。

 明日、商隊が出発する頃にワザと存在を知らせて、護衛の冒険者をおびき寄せる。

 そして、護衛の冒険者が、前方の敵と戦っている間に、背後からこの集団が商隊を襲う事になっていたんじゃないかな?

 その作戦が上手くハマれば、商隊は全滅だったんだろうけど、ここまで来て護衛依頼失敗って言うのはイヤだからね、全力で邪魔することに決めました。


 息を整えながら気配を探ると、盗賊の集団はかなり油断しているみたいで、思い思いに飲んだくれていた。

 まぁ、商隊から結構距離を空けているから、まさか気づかれているとは思っていないんだろうね。


 秘かに近付き、集団から離れた者をコッソリと戦闘不能にしていく。

 ある程度始末すると当然おかしい事に気づかれるので、タイミングを見計らって広域魔法を放つ。

 パニックに陥った、残りを各個撃破していく。


 私とミュウが立てた作戦はこんな感じなんだけど、初撃でどこまで無力化できるかが問題だったのよね。

 だけど、そんな心配は杞憂で、用を足したり、仲間の女性と楽しんだりするために、結構集団から離れる人達が多かったのよ。

 なので、私とミュウは手分けして、その人たちを無力化して回ったの。

 半数以上を無力化した頃に、ようやくおかしいと思い始めた盗賊の人達……っていうか、ここまで気づかないって、アホなのかな?


「スプラッシュ!……からのぉ……エレクトリック・サンダー!」

 私は、疑心暗鬼にとらわれ、慌てふためき始めた盗賊たちの集団に向って、大量の水をぶっかける。

 突然降ってきた水の所為で、身体中水浸しになり驚いている盗賊たちに電撃の魔法を放つと、その場にいた盗賊たちは、身体が痺れて動けなくなる。


「普通、こんなにあっさりと片付かないんだけどねぇ。」

 物陰で仕留めた盗賊たちを引きずりながらやってきたミュウが、呆れたように呟く。

「楽でいいじゃない。それより早く縛り上げて戻らないと。」

 私は動けずにいる盗賊たちを、ミュウと手分けして縛り上げていく。


「こんなもんか?」

 全員を縛り上げ、一か所にまとめたところでミュウが言う。

「ウン、コレで全員みたい。」

 私は再度気配を探り、他に隠れている者がいないかを探ってみるが、見張っていた者も含めて、全員がこの場にいる事を確認する。

「しかし、これどうする?」

 ミュウが目の前に転がっている盗賊たちを指しながら聞いてくる。

「どうしよっか……埋めちゃう?」

 私の言葉に、意識を回復した盗賊たちが震えあがる。

「それでもいいけど、折角だから街へ引き渡したいな。報奨金も出るだろうしね。」

「そっかぁ……じゃぁちょっと頑張ってみるよ。」


 私はどうするのがいいか、しばらく考えた後、土魔法のクリエイト・プリズンを使って、盗賊たちの周りを囲む様な檻を作り上げる。

 移動しやすいように、底に滑車をつけるのも忘れない。

「これで移動できると思うけど、どう?」

「移動は出来ると思うけど、どうやって運ぶんだ?」

 ミュウが檻を押しながら聞いてくる。

 50人以上を入れた岩の塊は、いくら滑車が付いているとはいえ、ミュウが少し押した程度ではびくともしない。

「ウン、それも考えてあるよ……クリエイト・ゴーレム!」

 私が呪文を唱えると、2体のロックゴーレムが出来上がる。

「この子達に運んでもらえばいいよ。それよりちょっと時間がかかっちゃったから急いで戻ろ。そろそろ暁さん達が奇襲に向かう時間だよ。」

「そうだな、私達がいないと心配するだろうしな。」

 私はゴーレム達に、この檻を商隊の所まで運ぶ指示をし終えると、ミュウと一緒に先に戻る事にする。


 ◇


「うはっはっはっは!どうしたどうした!それでもBランク冒険者なのか?」

「クッ……数が多すぎるっ。」

 ザモンさん達は円を描くように固まっていて、その周りを無数のリザードマンや盗賊達が取り囲んでいる。

 その後方にはイヤらしい笑いを浮かべた男が、次々とリザードマンを召喚していた。


「心配しなくたって、今頃は俺達の別動隊が、商隊を襲っている所だぜ。だからお前らも観念しなっ!」

「くそっ!」


 私とミュウがそこに辿り着いた時には、ザモンさんと盗賊のボスらしき男がそんな会話をしていた。


「きゃぁっ!」

 悲鳴が上がった所に視線をやると、分断されていたユナさんの槍が弾き飛ばされ、背後で守っていたミナさん共々、多数のリザードマンに組み伏せられるところだった。

「ユナっ!」

 それに気づいたザモンさんが助けに行こうとするも、他のリザードマンたちに囲まれている状況では、不可能だった。


「イヤっ!」

 ミナさんの悲鳴が上がるが、リザードマンたちは、そんなことにお構いなく、ミナさんの衣類を剥ぎ取る。

 逃げようともがくが、四肢を他のリザードマンに押さえつけられている為、それも叶わない。

「ミナを放しなさ……むぐっ……。」

 止めようとするユナさんの口に、リザードマンの身体の一部が押し込まれる。


「エレクトリック・サンダー!」

 雷鳴がとどろき、ユナさん、リナさんのいる辺り一帯に雷が落ちる。

 ユナさんやミナさんを巻き込んでしまうが、電撃のショックで動けなくなるぐらいだし、他の魔法で巻き込んだリ、間に合わずにリザードマンにヤられるよりはマシだよね。

 私が魔法を放つと同時に、ミュウが飛び込んでいき、ユナさんとミナさんを助け出す。


「エリアヒール!」

 ミュウが引っ張ってきた二人に、回復魔法を掛ける。

 これでしばらくすれば動けるようになるはず。

「み、ミカゲちゃん、どうして……。」

「いいから、大人しくしてて。」

 私は袋から毛皮を出して二人にかけてあげながらそう伝える。

 襲われかけたショックで、二人はしばらく使い物にならないだろうから、その分私達が何とかしないとね。


「エクスプロージョン!」

 ユナさん達を襲っていたリザードマンたちを吹き飛ばし、周りから排除し始める。

「嬢ちゃん達!商隊はどうしたっ!」

 私達を目にしたザモンさんが、無数のリザードマンの攻撃を捌きつつ、そう声をかけてくる。

「クーちゃんとマリアちゃんが結界を張っているから大丈夫よ。」

「しかしっ……クッ……二人だけでは……。」

「あぁ、増援の事なら心配しなくてもいいわ。全滅してるから。」


「なんだとっ!」

 それまで余裕の表情を浮かべていた盗賊のリーダーらしき男が、私達の話を聞いて顔色を変える。

「取りあえず、アレをやっつければいいのね。」

 ミュウが盗賊のリーダーに向って飛びかかる。

「ピットフォール!」

 ミュウから逃れようとしたリーダーの足元に穴を穿つと、足を取られバランスを崩す。

 そこの隙にミュウが双剣を振るう。

 腕を斬り裂き、脚の腱を切ると、盗賊のリーダーはその場で崩れ落ちる。

 

 リザードマンを召喚していた、リーダーが意識を失った事で、リザードマンたちの動きに乱れが生じる。

 また、余裕の表情だった盗賊たちの顔色も悪くなる。

 その隙を逃すザモンさん達ではなく、動きが鈍ったリザードマンを倒しながら囲みを抜けてくる。


「リザードマンは任せてもらっていいから、残りの盗賊たちをお願い。」

 私はそう言ってからリザードマンたちに向けて魔法を放つ。

「スターダスト・レイン!」

 無数の光の礫が、リザードマンたちに降り注ぎ、その身体を貫いていく。

 リザードマンたちを囮に逃げ出そうとする盗賊の残党を、ザモンさん達が討ち倒していく。

 戦意を失った盗賊が、Bランク、Cランクの冒険者に敵うはずもなく、やがてすべての盗賊たちが捕らえられる。



「エリア・ヒール!」

 私はザモンさん達に回復魔法を掛けると、無数にあった傷が見る見るうちに塞がっていく。

 深い傷までは治せないけど、動けるようになるまでに回復させることは出来る。

「嬢ちゃん達、助かった。正直あのままではヤバかったからな。」 

 かなり苦戦していたようで、私達が来るのが少し遅かったら全滅していたとザモンさんは言う。

「だけど、アイツが増援がどうとか言っていたけど、本当に大丈夫なのか?」

「あ、うん……ミュウあとお願いね。」

 私はミュウに後の事を丸投げする。

 私はあの盗賊たちの処理をしなきゃいけないのよ、決して説明が面倒に決してわけじゃないんだからね。


 ミュウに後を任せた私は、盗賊たちを一か所にまとめているリゥイさん達の下へ行く。

「これで全員?」

「あぁ、生きてる奴等はこれだけだ。」

 そこにいるのはリーダーを含めて7人しかいなかった。

 あれだけの激戦だったから、相手を生かして捕らえようなんて余裕はなかったのだと思う。

 だからと言って、リゥイさん達を攻める気も、盗賊たちに同情する気も全くない。

 一歩間違えれば、私達がこうなっていたのだからね。


「じゃぁ、この人たちも荷造りしましょうか。」

 私はそう言って、魔法で檻を作っていく。

 そばで見ていたリゥイさん達は、なぜか一言も声を発することが無かった。


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