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【独呪伝記】~終世と福音~  作者: みぞれ鍋
壱の章
2/18

1.少年と終世

投稿に関しては完全に不定期になってしまいます。理由はなんとなくで始めてしまったため、あまりネタがないことと私自身の生活に余裕がないためです。

 


「.........ん、朝か」


 と、朝日に目をくらませ少年は目を覚ます。


 少年はベッドから立ち上がり、窓を開け


「おはようございます。......さて、今日か....」


 そう呟いた少年は部屋を出る。

 リビングへ降りると、少年は真っ先に『それ』へと向かった。


「おはよう。父さん、母さん」


 と、『それ』へ挨拶をする。



 これが少年の日課であった。




 少年の事情を語るにはこの世界について話さなければならない。



 20XX年、世界は一度滅んだ。

 突如として現れた、人ではない異形なる存在『化物(モンスター)』が世界へと蔓延ってしまった。


 原因はわからない。本当に突然の出来事であった。


 人類はあらがった。国々が市民を護り続けた。

 だが次第に自衛隊ですら倒せないモンスターが出現し、壊滅した。

 さらにモンスターの数が減少することがなかった。むしろ増加し続け、やがては人類と化物の勢力図が反転した。


  そしてモンスターの蹂躙により人類は減少の一途をたどっていた。


 これを【終世の日】と呼ばれることとなった。





 それから半年、人類は生きる希望をなくしていた。



 だがある日、空が輝いた。

 皆、空を見上げると光が降って行った。


 その時の人々は言った。


『力が溢れてくる!今なら化物を倒せる!』と



 後日、人類は知った。これは神からの恩恵__福音であるということを。













 それから10年、今に至る。


 少年が『今日』と呟いたのには訳がある。



 10年前、神からの福音を与えてくださった力は【ステイタス】という。

 この福音を与えられるのは18を超えたものだけという。理由はわからない。学者たちによれば肉体的に成熟した存在であるか、一定値まで精神が発達した存在にならなければ、神から与えられる福音に耐えることができないのかもしれないとのこと。





 まぁ、少年にとってはそのようなことは関係がない。

 彼自身、別段【ステイタス】を欲しているわけでもないのだ。

 彼にとってはただの行事、通らなければならない通過儀礼のようなものだ。



「じゃ、行ってくるよ」


『それ』にそう言うと、少年は家をでた。





 目指す場所はただ一つ、【学園】へ。

あえて、少年(主人公)の名前は出していません。

次話以降に出すつもりです。




ちなみに、1話に対し何文字程度書けばいいんでしょうか?

アドバイス等お願いします(__)

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