まずは現状確認から。これ、転生もののお約束。
あらすじ
歩きスマホ(読書)してたら車に轢かれて、そのまま異世界転生しました。
「ん…」
ここはどこだろうか。
目を開く。
薄っすらと視界に映るのは、一面緑…
そっと体を起こして周りを見てみる。
そこには…
木、木、木、とにかく木。
どうやらここは森らしい。
分からないけど、こういう時に、まずするべきなのは…
「『メニュー』‼︎」
メグリ様が言っていた通り、まずはメニューを開いてみた。
「わぉ…」
そして現れたのは、アニメやラノベではお馴染みの、メニュー画面。表示はご丁寧に日本語だった。異世界語とかじゃなくてよかった。
まずはステータスやスキルを見ておくべきか。この世界で何があるか分からないし、自分のことを知っておくのは大切だと思う。
というか、異世界転生もので最初にステータスとかを確認しておくのはお約束だと思う。
【ステータス】
Name:noname(✳︎設定後変更不可)
称号:《知恵の神》
種族:魔女(不老不死)
スキル:《全能の図書館》《物理耐性Lv.XX》《魔法耐性Lv.XX》《状態異常耐性Lv.XX》《物理攻撃Lv.XX》《魔法攻撃Lv.XX》《鑑定Lv.XX》《魔法創造Lv.XX》》《水中呼吸Lv.XX》
所持品:《鏡》《魔剣:白雪》《女神の水晶玉》
…ん?《全能の図書館》?
気になったので、メニュー画面のそこに触れてみる。
すると、《全能の図書館》の詳細が現れた。
【詳細】
《全能の図書館》
・様々な知識にアクセスすることができる。
・《魔法書庫》
魔法を本にしてストックすることが可能。
どうやら、《魔法書庫》は《全能の図書館》の能力の一つらしい。
これ、戦闘時はかなり便利なのでは?
そして、《全能の図書館》のメイン機能…
おそらく、本がたくさん読めるというのは、この能力のことだろう。
様々な知識。つまり、どんなものでもいいわけだ。
それが例えラノベでも、漫画でも、ちょっと…その……18歳以下閲覧禁止な叡智の書でも……
うん…とんでもない裏技だね。
ついでに他の気になった項目も見てみる。
【詳細】
《魔剣:白雪》
・《破壊不能》《魔力導率Lv.XX》《自動浄化》
なんだろう…結構すごいものな気がする…
【詳細】
《女神の水晶》
・女神との交信が可能。
これ、あれだ…電話だ……「何かあればかけてきてください」ってことなのかな?いや、もしかしたら「寂しくなったらかけます」の可能性もある…
これ、取り出し出来るんかな?
と、思ってたら、アイテム欄に、取り出しっていう項目があった。
とりあえず、1番問題のなさそうな《鏡》を取り出してみる。
うゎっ⁉︎急に出てきた…びっくりした……
…うん、ものは普通の、なんの変哲も無い鏡でした。私の全体が写るくらい大きいやつ。
「…かわいい……」
そこには、美少女が立っていた。
整った顔立ち、サラッとした白髪ストレート、真紅の瞳、少し色白で、身長は150cm前半くらい。
いや、これ私なの⁉︎超可愛いんだけど……
これ、意外とモテるのでは…
いや、恋をする気は無いんだけど。
やること多いだろうし、私不老不死らしいから…好きな人が先に逝ってしまうのは悲しいし…
取り敢えず鏡は1度片付けよう。
とは言っても、片付け方が分からない。
どうやって片付ければ…確かラノベとかだと…
「『収納』‼︎」
シュンッ
あ、消えた…
再度メニュー画面を見てみると、所持品の欄に《鏡》の文字があった。
どうやら片付けられたみたい。
なるほど。こうやって片付ければいいのか。
取り敢えず私の能力や現在の持ち物は分かった。
ところで、この、Name:noname(✳︎設定後変更不可)って、何?
普通自分の名前が載ってるはずでしょ…
もしかして、せっかくの異世界だし、新しく名乗る事もできるって事?
あぁ、なるほど。ありがとうメグリ様。名前そのままでいいよ。別に自分の名前嫌いじゃないし、新しく名乗るの面倒だし。
漣羽玖、と入力。ちゃんと変換機能もあった。何気にハイテクだなこのメニュー…
さて、じゃあ次行こうか。次はーーーー
スキル盛りだくさん…