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最終防御壁  作者: ツヨシ
2/5

長く続いた。


基本的には二人とも聞き役だが、それでもいくつかの質問をし、意見を言ってきた。


中年の女性が中心となって話は進んだが、ここぞと言うときに若い女が口をはさんでくる。


それも絶妙のタイミングで。


さすが全国から厳選された二人だ。


私は軽く感動を覚えたほどだ。


もちろんそんなことで引き下がる私ではない。


最初は私がほとんどしゃべっていたが、私の話がつき始めたころから、二人が話す時間が増えていった。


内容はもちろん説得である。


私がこの先に進むことのないようにと。


思いとどまるようにと。


二人からは仕事でやっているという印象を全く受けなかった。


本気で真剣に、私がここから引き返すことを望んでいるように思えた。


おそらくそれは本心なのだろう。


会ったばかりの赤の他人のために、本気になれ真剣になれるような人材を選んでいるのだ。


少しばかり彼女たちが気の毒に思えてきたが、そんなことで進むのをやめようとは露ほども思わなかった。

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