Ep.37 スライムはスライム。
あー...
スランプじゃないけど、なんかこう、文章力が下がってる気がする...
「うおぉデカ」
フィザリア「そんなこと言ってる場合じゃないだろ。逃げるぞ!」
突如、3mくらいの額に角をはやした熊が出てきた。
まだ様子を伺っているようで行動は起こしていない。
逃げる...こともできるが、あのスライムはどうするのだろう?
あの移動速度じゃ逃げることはできないだろうし、戦えるのかも不明だ
野生の見ず知らずの魔物だが...数少ない同郷の仲間だ
明らかに強そうな相手でも俺の力は通用するのかを知る機会にもなる
「せっかくだし、こいつも倒してみないか?
周りに他の魔物がいる様子もないし」
フィザリア「...まぁやってみればいいんじゃないか?」
熊が動きだすよりも先に、俺は魔法を放った──
「さっきのスライムよりも固いぞ?」
フィザリア「グルムベアーは魔法耐性があるからな。魔法でも倒すことはできるが、それは上位以上の魔法でないと難しい」
橘達が戦っている間、あのスライムは──
ヘビースライム「あ、あぁどうしましょう。あの人達だけじゃ...
君たち、あの人達を助ける気はある?」
スモ『主の仰せのままに!』
ミディ『助けたいなら助ければ?』
ラジー『行ってもいいぞ!』
ヘビースライム「それならいきましょうか!」
スモ『...でも主の移動速度じゃ無理なんじゃない?』
ミディ『辿り着く前にあの人達死んじゃうよ?』
ラジー『うむ!遅いな!』
ヘビースライム「...じゃ、じゃあ先に行ってあの人達を助けてきてくれますか?
私は後から追いつきますので...」
そういうわけで私達はあの人間達の助太刀に入ることにした
私は...しばらく戦闘自体には入れないかもしれないが、
遠方からでもできる補助系の魔法でも使おう。
「さて...みんな戦っているうちにどんどん離れて行ってるんだけど、どうしよう?」
─────
「負けることはなさそう...だけど、倒すこともできねぇ」
一気に魔法を放てば一撃で倒せるのかもしれないが、
俺はいまだに自分の魔法をちゃんと操れていない
前回のダンジョンみたいにとんでもない爆発を引き起こす可能性もあるので...
今回は弱めの魔法をちびちび撃ってるわけだが...
熊の魔法耐性で弱い魔法だと全然ダメージが入らない
かといって強い魔法は使えないので、謎に拮抗した状態になっている
フィザリア「どうすんだこれ...」
「いい感じに単体攻撃の魔法とかないのか?火系統に」
フィザリア「火は攻撃特化であんまり単体向けなものはないな...
ないわけじゃないが、どれも高威力だし」
「ん?あれ、さっきのスライム達じゃん
まさか熊に便乗してきたのか?」
戦闘中、先ほどのヘビースライムの3匹が参戦してきた
どうやら俺達と敵対しているわけではなく、
逆に俺達の味方となっているようだ
そういえば、人型のスライムは...
後方でこちらに向かっているようだが...遅いな。
というか、スライムって...
「うん。使えないな」
ヘビーとはいえただのスライムなのでまともな攻撃ができるわけもなく、ほぼ意味がなかった
これ大丈夫か──?
なぜスライム達は仲間の死について一切の言及をしないんだ...!?
人の心とかないんか???




