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プロローグ
40を過ぎて色々思うことがある。
毎日無我夢中で仕事と子育てに追われ、このままいつの間にか歳を取り、老いて人生の終わりを迎えるのか、下手したらいつ死ぬかもわからない。
そんなことを考えていたら、自分の人生を小説にしてみたくなった。
『現実は小説よりも奇なり』という言葉があるが、人それぞれ人生の主人公であり沢山のドラマを経験していると思う。
私の人生でも小説化、ドラマ化したら面白いと思う出来事をこれから小説にしたいと思う。
元々小説家に憧れていたのと、自分の人生で経験したことを読者の役に立てることが出来たら良いなと思い、小説を書いてみようと思った。
だから、みんなに読んで貰いたいとか、共感して欲しい為とかでは全く無い。
名前も生年月日も適当である。昭和59年生まれということだけは小説の時代背景状お伝えしておくが、知り合いに知られたく無いから住まいや職業の具体的な話しは一切しない。