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#1青空の下そして生前
気持ちの良い風が吹く穏やかな日に俺は転生した。
その理由は数時間前まで遡る。
「今日も暑いなぁ。」
俺、如月零夜はそう言いながら自転車を漕いだ。
ガシャンガシャンと重機の音が鳴り響く工事現場の横を通る時それは起こった。
ガシッ
その音が鳴った途端ペダルがいきなり重くなった。
「うおっ。」
タイヤがパンクしたのだ。
「参ったな、アイツらとの約束があるのに、、、。」
俺はそう呟いた。
この時俺は友達と図書館で勉強を教えるという約束があった。
だがこれでは間に合いそうにない。
怒られる事を覚悟し歩き出そうとしたその時、
ガシャン
「あっ危ないっ!!」
その言葉に顔を上げた。
「うわっ!」
そう声に出した頃には体の感覚が無くなっていた。
はじめまして!小説大好きyamaneくんです☆
はじめて小説を書くので失敗するかもしれませんので長い目で見てください。
できるだけ1ヶ月に2~3回程度更新するつもりなので、楽しみにしていてください。
ではまた会う時まで