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NDK黙示録  作者: つくも拓
第2章 トナン編
47/72

伝説の復活 プロローグ

お待たせしました。

第2章開幕です。今回は3話構成。

第1話 伝説の復活

第2話 彷徨える吟遊詩人

第3話 神話の始まる時

トシは今回こそ活躍するのか? トリックスターとは何か? 第3章はあるのか? とりあえずお楽しみ頂ければ幸いです。

エリア9-Dを管轄している上位階梯の3層に所属するレイブン、ンラク、サバーフの3人は、モキータに替わるミダレ回収の起点となる街を物色していた。

「…疲れましたな」

3人の表情かおには疲れが浮かんでいる。アポカリブス・ファイルを作りたがる希望者が増えたはいいが、グレーテル・レパーサの様な者達が殆どだったからだ。

「あやつ等は任務の意味が分かっておるのか?」

「聞くだけ無駄でしょうな」

展開を思い出すだけでげっそりする。

「…気を取り直して、候補地を選びますか」

「レイブン師、一つ提案があるのですが」

「提案と申されますと?」

「ファイルを作る者に候補地を選ばせるのですよ」

「ほう」

「自らの得意分野を活かせる地を選び、ミダレを生じる」

「妙案ですな」

「では、誰を司政官に?」

「ルキアスではいかがですかな?」

「少しヤンチャでは?」

「良いではないですかな。才ある者にチャンスを与えるのも年長者の務めかと」


ルキアス・バルゲリオスはエリア9-Dの資料を一瞥すると一つの街を指した。

「こちらではいかがでしょう」

「ルキアス、理由を聞かせて貰って良いかな」

「ここはこの星では珍しく、三つの街が隣接しております。火種があれば三つの街の間で諍いを起こせると愚考します。そして火種は既に街に一つ。

そして街の外からも一つ。

私にお任せ頂ければ相応の物に育てて見せましょう」

白羽の矢が立った街はトナンであった。


A&N✳︎74●D●@85789

街に伝説あり

伝説を継ぐ者、三つの街に覇を唱えんとす

龍の幼子、街を襲い

巨悪が伝説と幼龍を悪に染め

新しい時代が幕を開ける

本編は次回から

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