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異世界に転生したらどうするの?

目が覚めた。


もうすでに異世界に転生したらしい。


「ここが異世界か!」


なんかRPGゲームっぽいな。


「なんかRPGゲームっぽいな」


同じこと言ってるし。


「いてっ!」


頭に何かがぶつかった。


地面に本が落ちている。これにぶつかったのか。


その本の表紙には題名が書いてある。


『異世界転生したときのためのガイドブック』


...ん? こんな都合のいいものがあってもいいのか?


まあ、いいや。ありがたくいただこう。


「おーい、何拾ったんだ?」


「今の俺たちに1番必要なものを拾った」


俺は今拾った本を太一に見せた。


「これ、都合が良すぎないか?」


俺もそう思った。


「ま、そんなことより早く読もう」


俺は本を開いた。

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