「ああ可笑しい 可笑しい 可笑しい」
やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめてくれお願いだ妻は妻はサニーはサニーだけは殺さないでくれ俺を代わりにやってくれどんなことにも手を貸すどんな理不尽も受け入れるだから妻だけはやめてくれ頼むどうかどうか助けて助けて助けて助け「ぶはァ゛ア゛～出た出た♡超名器だぜこの女ァ！」「すっかりマグロになっちまったけどなｗ」「きったねえｗｗｗあふれてんぞテメー！」「あの色黒ガチムチの相手してナカ鍛えられてたんだろｗ」「お～し次の奴チンコ出せー」「もう勃たねえってｗ」「ま、飼ってじっくり調べようやｗもっと調べねぇとこいつらが魔女かどうか分かんねえからなァ！」『イエーーーーーイｗｗｗｗ』「じゃ俺はそこのデカパイちゃんで～」「ワシはこっちのおぼこじゃァ」「まだガキじゃんｗ」「クソ変態ｗｗ」「どうしてこんな」「おとうさああん……おかあさあああああああん……あぁ……」「神様……私達が一体何を……」やめてくれやめてくれやめてくれ頼む頼む頼むもうサニーをベティを女たちをそれ以上苦しませないでくれえええええええええ「へぇ、こいつまだ息あるよ」「頭ヘコむほどぶん殴ってやったのにｗｗｗバケモンかよｗｗｗ」「剣刺さんねーもんなマジでｗ」「こっちの神父はあっさりミンチになったのになｗｗ」「黙っとけマジョ野郎が！！オラ！！！！何発殴られりゃ大人しくなるんだてめっ！」「おいお前らやべーやべー！あっちでサカってやがった馬鹿共があの女騎士長殿に見つかったんだってよ！「ハァ！？」「きてんのかよ」「騎士長直々か、マジ終わったなオレらの騎士団」「数は？」「一人！ｗ」「一人ｗｗｗｗｗｗｗｗ」「え？それって……負けねーじゃん俺らｗｗｗｗ」「カミサマからの上玉の差し入れ……ってコト！？？！ｗｗｗ」「やっちまえやっちまえｗ」「あの女大概上玉だもんなァ」「俺ずっと狙ってた！」「それと比べたらこいつら立ちんぼの売女共にも劣るなｗｗｗ」「テメーら言い過ぎだぜ萎えてきたじゃねーかｗ」「ガチャガチャ言ってんな、とっとと『処理』すんぞこいつら、『アレ』出せ」「へいへい」「ついでにもうメンドくせーからそのガチムチにも使っとけ！マジ死なねーコイツ」「オラ起きろ！ そこの酒でもぶっかけてやれ！」「使うぞ、離れてろ～。おい見えてっかァ？ デカブツｗ」たのむたのむたすけてくれたすけてくれ、俺はどうなってもいいから妻は妻は妻だけはつ――――――なんだこれは誰だこいつは何だそれは！？「最初にやってやんよ。死ねカス」そうだ俺だ俺をやれおれはいくらでも大きな鎌でからだがずばばばばば死ねばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば死ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば死死死死ばばばばばばばば死ばばばばばばばばばばばばばばば死ねばばばばばばばばばばばば死ばばばばば死ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば死ば死死死ばば死ね死ね死ね死ね死ねばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば死ばばばばばばばばばばば！？？！？！死ね？？！？！？！？！？！？！？！？！？？！？！？！？！あぎゃびぴぜぼごなにこれなにこれこれこれこ死ねれこれこれこれこれお死ねれこわれれれれれれれりりｋるえり「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い「うほーすげー効果……ｗ」「このデカブツこんな声出せたのかよｗｗｗ」殺せ殺せ死ね殺せしぬしぬしぬから「俺一回見たけどこんなもんじゃねーぞ、別の奴とか穴と言う穴から流せるモン全部流してたしｗ」もういやぎゃだぎゃいやいや死ねいやいや「とっととあの女騎士連れてこい！『こいつらはマジョだったので皆殺しにしました』って報告すんぞ！」死にたい死にたい殺して殺して殺せ頼むたすけて死ね死ね「そしてあの女にも食らわせて廃人パーン！ｗｗｗ」目玉が裏死ね返裏返裏返裏返しね裏返裏返死死死八回転三半規管がだんす死てる『ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』「さ、名器ちゃ～～～～～ん、死刑の時間でちゅよ～～～～～～♡」死ね死ね死ね死ぬ死刑？？？？？？？だれがおれが死ねおれがおれじゃ、なくて、
「
――――――やめてくれええええぇぇぇぇッッ！！！！ こんな、」
「うおっ！？」
「うひょーやるう、正気吹き返しやがったｗ」
「こんなことが許される訳がない！！！ 俺が……サニーがこんな目に遭っていい筈がないのに！！！！！」
「まあいいさ……よーく見とけや。テメーらマジョ共のたどる末路をよォ！！！」
「この村の人たちが何をした！！！？ 俺達が一体何をした！？ 光に生きようと手をのばすだけの人々がなぜこんな仕打ちを受ける！！？ 惨過ぎる……余りに惨過ぎるッッ！！ 誰が歪ませた！！！？ この国を、この世界を、なんで――――誰が弄ぶ！！？！？ 俺達を、まるで――……舞台の端役のようにッッッ！！！！」
「語ってんじゃねーよｗ」
「何が見えてんだ、こいつｗ」
「こんな――――」
「はぁァあーーーーーーーい皆さんお待ちかね――…………ズッッッッッドォォォオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン！！！！！！」
こんな 絶望を
赦して なるものか。
「さぁ？
貴方とリシディアが悪いんじゃない？」
掛け値なしの絶望を、最期に。
天瀬圭は、ゆっくりと地に倒れ伏した。
