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僕の最高の理解者  作者: 弓削サラ
僕の復讐劇
6/10

反省

生憎向こうは追いかけてくるようなことは無かった。そう確信し僕らは最初とは別の裏路地に腰を下ろす。

 結局復讐復讐と騒ぐだけ騒ぎ何も出来ずに終わってしまった。情報も得られないまま。

 「クソっ!」

 怒り任せに地面を拳で殴る。一瞬痛みで熱が生まれたがそんなこと気にしている場合ではない。

 「斗真」

 そう声を掛けられるが返事するほど僕の心に余裕が無い。本名がバレていた、僕らが来た時あいつは待ち構えていたような口ぶりだった。そもそも今回の計画は向こうにはお見通しだってことだ。

 「クソっ、クソっクソっ…」

 ただ同じ言葉ひたすらに吐き続ける。彼女はきっとそんな僕を眺めているだろう。

 「見つけた。」

 突然声をかけられ思わず僕らは身構えた。

 「ちょ、ちょっとそんなに睨まなくても良くない?!」

誰かと思えば皐月だ。少し安心した。どうやら僕達の目はよっぽど怖かったらしい。

 「まあ、とりあえず色々あったけど無事に帰って来ることが出来たわね。おかえりなさい。」

 優しく微笑み皐月は恥ずかしそうに頬を人差し指でポリポリとかきながらそう言う。

 「ただいま、でも結局失敗した…」

 ただ僕は下を向きながらそう言った。だって合わせる顔がない、颯君にもわざわざ手を貸してもらったのにこんなに呆気なく失敗した。でも皐月は

 「大丈夫よ、失敗なんて人生につきもだし…だから気にしないで」

 皐月はいつも優しい、でも今はその優しさが余計に僕の心を傷つける。

 「ありがとう」

 僕はそう伝えた。僕に続いて彼女も

 「ご協力して頂きありがとうございます。」

 「ふふ、そんなに言われると反応に困るわ。あ、そうそう貴方達が石田の所へ行ってる間実は私も潜り込んで色んな情報をゲットしたわ。こんなところだとあれだし一旦颯馬のところに行きましょ?」

 そうして僕ら3人は美馬家へと足を運んで行った。

どうもおはこんばんにちは閲覧していただきありがとうございます。弓削です。今回も短くてすいません。ちょっとしたら小ネタ?おまけ?みたいなのを投稿しようと思います。本編に入れようとしたんですけど余りにも平和的でのほほんとしてるのでまあ別々にしようということで別で投稿します。

今日は暑いだから自分はアイスを食べる(ノ)ω(ヾ)モキュモキュ

それではまたお会いしましょう。


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