影からの応援
おかしい…何となく私はそう感じた。盗聴器や盗撮機は石田の部屋でだけでなくロビー、受付、エレベーター、トイレ、事務室と至る所に取り付けてきた。昼、火曜日、平日このような条件であるならばもっと会社内にもっと人がいるはずだ、警備も薄い、薄いどころか今のところ警備員すら居ない。今日は定休日ではないはず。受付も1人しかいない。わたしはとてつもない違和感を覚える。
「おっ、斗真ちゃんとロディスちゃんが入った」
この会社には私の取り付けた盗撮機盗聴器の他に颯馬がパソコンで繋げた会社の防犯カメラの映像もある。だからちゃんと彼達の動きを把握することが出来る。本来こういうことするのは颯馬、私は突入班の後方支援ってとこなんだけどねぇ。まあこちらとて事情はあるそこは今はまだ突っ込まないでほしい。私は続けて2人の姿を確認する。ちょうどエレベーターに乗るところだ。よしここまで見届けれ後は二人に任せるしかない。頑張ってねおふたりさん。
ここまで読んで下さりありがとうございます。短くてすいません。中途半端に終わってしまったのでまたすぐに新しいのを出そうと思います。次話もよろしくお願いします。