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僕の最高の理解者  作者: 弓削サラ
僕の復讐劇
1/10

プロローグ 雨の中の二人

窓が雨に当たりこつこつと音を鳴らす。大雨のようだ。僕は気圧の変化に弱いから偏頭痛を覚える。広くて薄暗い部屋の中僕は一人思いふける。

とある少女の泣きじゃくった顔、とある青年の光を宿していない目、目の前に人が倒れ血しぶきをあげる何か、その何かが床に落ちたと同時に別のなにかを掴もうとする腕。どれも同じ時に起きたことなのか別々の時に起きたのかは分からない。でも僕は思い出さないといけない。そんなふうに感じる。でも彼女はそうさせてくれない。

ピタリと本を読む手を止めると同時に雷がなり余計に雨音が激しくなる。ここまでひどいと雨漏りをしないか心配になる。これから1週間この天気が続くらしい。1週間さえ我慢すれば太陽が世界を照らすことになるだろう。

この薄汚れた世界を。

 「つまらない」

 そう呟いて本を閉じた。


 

 ワタシは薄暗い廊下で小窓の前にある花瓶の花の手入れをしている。ちょっと前まで綺麗だったのに今では茶色く醜くなっている。きちんと毎日手入れをしているのに不思議。雨が続いて花でさえも嫌気をさしたのだろうか。

雷の光が私の目に届き少したつと雷の落ちる音がした。それと同時に小窓が少し揺れる。考え事をしていたせいで雷の音に驚き花瓶を割ってしまった。

「困ったわ、新しいのを買いに行かなくては」

 ふと窓の向こうを見るとに親子が楽しそうに道を歩いている。ワタシは子供の方に目がいった。あの子の笑顔と昔見たあの人が幼かった頃の笑顔が重なる。何故か少し楽しくなって

 「楽しみ…」

 そう呟いて花瓶の欠片を拾った。

 

どうも皆さん初めまして、初投稿させていただしました。弓削サラです。ただ書きたかったから書いただけ、語彙力がないでたらめな作品ですがこれからもよろしくお願いします。

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