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101 修学旅行⑤

修学旅行といいつつ・・・名所旧跡出てきません。

 あけ放たれた玄関。そこには、鈴木かなと佐藤るみ、そして、鈴木洋子、佐藤けいのリーダー2人も保護者のように寄り添っていた。

「あ・・・」

と、言うほかなかった・・・・。

玄関口から洋子がずいっとたたきにに入ってくる。

俺とつばさ、そして、例の3人の様子をまじまじと見る。

洋子「なに?・・・・どういううことかしら?」

するとけいも入ってくる。

けい「お取込み中かしら?・・・なに?修羅場ってやつ?」

すると、つばさが

「かな、るみ!いいところに!!ちょっと、助けてよ!!」

となぜか、助力を願いだしたのだ。それもちょっとおかしくないか・・・・。

かな「・・・・お困りのようね。つばささん。」

洋子「でも・・・・これから話すことは、あんたにとって、あまりいい話ではないのよ・・・・」

るみ「んだ・・・。気持ちを強く持って聞かねばなんねえど?」

かなは、だまったままうつむいている・・・。

ああ、かな、全部、話したんだな・・・・。

緊張した面持ちを見せるつばさ。

「な、なんだ・・・そんな覚悟をもって聞く話って・・・」

けい「さあ」

そう言って、けいは、かなの肩に手をかける。

洋子「ちゃんと話してね、かな」

腕組みをして、目をつぶる洋子。

俺にまとわりついた柳川さんと来島さんはじっとかなを見つめている。

柳川「いまさら・・・なに?あんたはもう・・・」

来島「元カノでしょ!」


シーン・・・。


「つ、つばさ」

おれは、おそるおそる、つばさを見た。

顔をひきつったまま、かすかに笑みを浮かべている・・・・。

「も、もと・・・・かの?・・・・元カノ?元カノーーーーー!!」

つばさの声が、久世家の廊下に響く・・・・。

来島さん「そうよ、登は、こっそり、あいつと付き合ってたのよ!」

柳川「そのくせ、私たちとも・・・」

と涙ぐむ二人。

つばさ「の、のぼる・・・・つ、つきあってたんか?・・・・このおなごと・・・い、いつから・・・」

「い、いや、その・・・ち、ちがうんだ!・・・その・・・これは・・・・」

しどろもどろになる。柳川さんと来島さんのことは、単なる誤解で済むが・・・・かなは違う。付き合って、破局?したのは事実だ。

「え、ちがう・・・そんな・・・」

うつ向いていたかなが、顔をふっと上げた。

「ちがうって・・・・じゃあ、どういうつもりで・・・わたしと・・・・」

今にも泣きそうな顔をするかな。

「え、っと・・・あの・・・そ、それも・・・・ち、ちがうんだ!・・・・かな!」

るみ「おめ、さっきの違うと今の違う、なにが違うか・・・・わかんねっぞ。」

うん、その通りだ。自分でも何か何やらわからんくなってきた・・・。

「のぼる・・・・・」

床を見つめているつばさが力なく声を出す。

「もとって、ことは「彼女」だったって、ことだべ・・・おめ、付き合ってたのか・・・」

「・・・・・・・」

「そうよ!」

目を見開いたかなの声が玄関に響きわたる。

皆の目線がかなに集まる。

「・・・・い、今だって・・・私は「元」なんて・・・・思ってない!・・・・わ、別れたつもりはないもの!!わたしは、今も登の彼女よ!!」

柳川「ふざけないで、あなたとは終わったの!」

来島「そうよ!これからは私たちの番!」

俺にしがみついたまま、2人は叫ぶ。

「あ、いや、おめら、関係ないべや!話が、わやになるで、けえれよ!」

と思わずどなった。

柳川「ひ、ひどい」

しがみついてる2人は涙を浮かべだした

けい「ちょっと・・・のぼる、ひどくない?彼女たちも関係あるよね?」

え、ひどくは、ないだろう。特に何もないんだから。

「いや、けい、洋子、彼女たちとは、もう、おわってるから!」

『え・・・・・』

かな「ひ、ひどい、一方的よ・・・・かってに、終わらせた、なんて・・・・」

かなの目から大粒の涙がこぼれるていく。

来島「さんざん、弄んで、あきたら、捨てるのね、古くなったおもちゃみたいに・・・」

来島さんは俺の服をぎゅっと握る。

「いや、だから、あんたら2人とは、なんにも関係ないよね、ね!」

「じゃあ、古いおもちゃは・・・私のことなのね・・・・ぁうううううううぅ~」

かなは両手で顔を覆って号泣。

「わ、いや、いや違う!そいうことじゃ・・・・」

「のぼる・・・・の、ぼ、る!!」

目をやると、つばさは、わなわなと震えていた。

「おめ、許嫁と彼女がいるくせに、さらに、ちがうおなごさ、手を出して・・・・こったらことになったんだな!」

背筋が凍る。明らかに爆発寸前。

「いや、こ、この2人の話はそういうんじゃない。断じて違う!」

「と、いうことは・・・元カノってのは事実だな・・・・」

あ・・・・・・。

「そっかー、のぼる。隠れて・・・手、出してたんだな・・・・。」

気づいたら・・・柳川さんと来島さんは俺からこっそり離れていった・・・・。

五十鈴会長はもう玄関にはいない。外からこっそりのぞいている。けいとかなも後ずさりしながら玄関をあとにする。顔を覆っていたかなは、ふっと顔を上げ、ニコリと微笑む。

「ね、わたしたち、まだ、終わってないわよね?・・・・ううん。始まってもいなかったのよ・・・そうでしょ?ねえ、のぼる?」

かなは、玄関にあがりこんでくる。


るみ「んだな。ちゃんとけじめさ、つけねばダメだで。な、のぼる」

そう言ってたたきから、あがってくるるみ。


つばさ、かな、るみの3人は、俺の方へと歩みを進めてくる。

かな「わたし、あなたに「yes」と言わせたわ。そう、言わざる負えないようにした。まあ、それはいいんだけど、間違てたことがあったはわ・・・。ごめんなさい。るみと、つばさ、そして、りおに隠したこと。それが間違ってたわ。」

るみ「んださ!こそこそすんな、あずましくねーべ。」

つばさ「うん、彼女さできても、しかたね。でも、かくさなや!」


「でも、さ、おれは・・・・佐藤と鈴木とずっと仲間でいたいから・・・・」


「ばーか」「ばーか」

玄関口から声がする。

目をやると、けいと洋子が顔をのぞかせていた。

「それはさ、登の決めることじゃないよ。」

と洋子。

「そう。決めるのは、こっち側の問題でしょ?」

そう言って、けいは自分に向けて親指を立てた。


「あ・・・・」


「おめさ・・・ほんとに仲間さ、信じてたんか?」

つばさが俺に向かって人差し指を向けて、決定的なことを口に出した。


俺の独り相撲は、土俵にすらあがってなかった。

あああ、なんか、主人公出ると安心

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