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やっほぃ
その後何とかジーさんと和解した俺は小屋の中で休息を取る事になった。
「んで、何が珍しいんだ?ジーさん。」
「····お主、自分が何か知っておるか?」
「何か?」
「種族のことじゃ。」
えっ?俺って人間じゃ···ないわ、腕三本あるもん。少なくとも人間ではないわ。
「俺ってなんなん?」
「阿修羅じゃ」
うん·····?
「あ、阿修羅ってあの腕がいっぱいある奴?」
「そじゃ」
「え、いや。」
「受け入れられん様じゃの。不思議なもんじゃ、普通なら生まれた時に自分が阿修羅だと自然に分かるはずじゃが。」
「や、」
「ん?どした。」
「ヤ"ッ"ダア゛ア゛ア゛ア」
「な、なんじゃコイツ。」
「異世界転生だあああぁ」