アァ?(′Д`
「オラこんな森嫌だー東京ぇ出るぅだぁー·····ん?」
森を歩いたり走ったりして既に丸2日。
相変わらず疲れを感じないし汗もかかない。
食事をしないからトイレも行かない。
なかなかに便利な体だ。
そんなこんなで、少しは山脈に近づいたかなと思いながら走っていると、小さな小屋を見つけた。
丸太で出来た小屋のすぐ裏にはとてつもなく大きな蓋の様な物が地面に置いてあった。
「おーい。誰かいませんかー」
小屋の近くで叫んでみたが、返事は無い。
「おーい、誰かいまs「なんじゃうるさいの」うわっ」
びびったぁまじでびびったぁあぁ。
すぐ後ろに老人がいた。
浴衣を着たThe・おじいちゃんみたいな人だ。
身長は160cm位で、サンタみたいなあごひげが生えている。
「あのーここに住んでる人ですか?」
「そうじゃぞ。·····ほりゃあぁぁッッ」
殴ってきた。
「危ねぇぇ、なにすんじゃジジィぃぃぃ!」
なんだコイツ!顎狙って右フックしてきやがった。
「ふむ····お主、珍しいのぉ···。」
「いや何がだよッ!」
「なるほど、発生したばかりか·····。それにしてもこれは···ブツブツ·····。」
俺の渾身のツッコミが···。
···いや、俺は殴られかけたのだ、こういう時は強気に出ないと。
「おいジーさん?俺は殴られかけたのぉ分かる?慰謝料100万出せやァ。ああ?」
ドスッ
腹殴られた。