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我が国と隣の友人

作者: 時塔トキヤ

これは小さな小さな一人の人間の小さな小さな一つの幻想(理想)




我が国と隣国は今暗い関係にある、有る者は反日を叫びまた有る者は嫌韓と叫ぶ。




私はこの現状がとても悲しい、互いが互いに嫌悪し互いが互いに憎悪するこの負の連鎖を絶ち斬れる力も立場も私には無い事が悲しい、この状態の友をどうすることも出来ないのが悲しい。




それは政治家でもなければ何者でもないここに気持ちを書くことしか出来ない私にはどうしようもない。




国は人であり人が国なのだ。




皆もわかっているはずだ、だがもう一度思い出してほしい完璧な人間なんてあり得ない、そんな完璧でない人間が創ったのが国なのだ、だから完璧な国などあり得ない。




皆にも経験が有るはずだどんなに親しい親友にも欠点がある、だがお互いがお互いにその欠点を認め、それを補って余りある長所をお互いに知っているからこそ親友と呼べるのだ。




確かに隣国と我が国は政治的には敵対している、だが今でも文化的には同盟であり親友で有ると私は信じている。




皆さんもテレビのニュースあるいはインターネットのニュースに目を通すだろう。




そこでは反日ニュース、嫌韓ニュースなどが溢れているはずだ。だが、これは人々の一側面でしか無い、テレビや我々の目に移らない人々は無数に居る。




例え人々の60%が互いに嫌悪しあっても残りの40%が全て同じ様に嫌悪しているはずがない。




過半数以下この数値は決して政治に影響を与えられる数値では無いだが無視できるはずの無い人々だ、何故ならその40%も同じ国民であり同志なのだから。




私はここに一つの幻想(理想)を掲げたい。




国が人であり、人が国なのだ。ならば解り合えないはずはない互いに互いに認め合い助け合うそれこそ理想の姿ではないだろうか?




もちろんこれは理想だ理想は現実とは違うからこそ理想なのだ、だが人々は理想を夢想出来る例え理想が叶わなかったとしても現実を理想に近付ける努力を続けるならばその歩みは決して我々を裏切らない。




人は理想を掲げる事が出来るそしてその理想を掲げる事が出来る人の集まりが国なのだ。




いつの日か多くの国々が争うことなく手を取り合える世界が来ることを私は願い夢想しよう。




理想を現実へ近付けるための歩みは決して無駄ではなくまた、その歩みは我々を裏切らないはずなのだから。



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