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緋の鬼―アケノオニ―  作者: 唯菜美
12/34

銀の鬼 参

引き続き、残酷な描写があります。

苦手な方はバックぷりぃずm(._.)m



あと、作品タイトルがどうもシックリこないので変えるかもですm(__)m


悲鳴のような声が、現状を理解させた。


化け物の爪が、朱里の脇腹に刺さっている。

両手で深く刺さる事は防いでいるが、それでも流れる血が傷の深さを知らせた。


『ナンと!ナンとナントなんとっ!!自ら飛ビこんデきヲッた!!』


化け物がニタリと笑った、小躍りそうな程声を弾ませる。


「く…っ」


僅かな振動でも痛いのだろう、朱里が苦痛に顔を歪ませる。

そんな朱里をいたぶるように、化け物は体を揺らした。

そんな化け物の体がバンッという鋭い音と共に、朱里から離れる。

化け物は衝撃に身をのけ反らせるが、すぐに体制を立て直すと、不思議そうに首を傾げ周囲を見渡した。


「――朱里に、触るなっ」

「……愛、姫」

朱里が苦しげな声で、愛姫の名を呼ぶ。

愛姫は荒い息をつきながらも、鋭い瞳で化け物を見据えて、銃口を化け物にピタリと定める。筒からは煙が立ち上がり、宙に白い線を残した。


『―…タかガ、銃デ我に、傷を?』


右手に残る、黒ずんだ焦げ跡には黒い弾。ソレをマジマジと見つめる化け物に、愛姫がニヤリと笑む。


「たかが銃だと思うなよ?」


その言葉を合図にしたように、化け物の右手に残る弾が煙を上げるほど回転して、固い皮膚に食い込む。



――ぐぁァァぁぁっ!?



愛姫が人差し指と中指を揃え、口元に当てる。


「滅っ!」


言葉と同時に、化け物の皮膚の内側で弾がはじけた。

筆舌しがたい程の悲鳴を上げ、化け物がのけ反った瞬間、ゴッと鈍い音が響き、背後へと吹き飛んだ。


「朱里っ!?」


化け物を吹き飛ばした朱里に、愛姫が慌てて駆け寄ろうとするが、ソレを朱里は右手を上げて制した。

青白い顔で肩を上下に揺らしながらも、その瞳は強く、けして弱ってなどいなかった。

銀色の瞳がチラリと想真をみやると、そのまま化け物を追って駆け出した。


「―っ…待っ」


――ダンッ!


思わず追いかけようとした想真を、愛姫が壁に押さえ付けた。

華奢な腕から想像出来ない程強く壁に押し付けられ、思わず顔が歪む。


「はなして、くれっ」


細い腕を掴み、自分から放そうと離そうとするが、微動だしない。

愛姫は俯いていた顔をあげた。大きな瞳に剣呑な光を宿し、想真を睨みつける。


「あの子を想うなら…これ以上、あの子の枷を重くしたくないのならっ!……今は、ココから動かないでっ」


真剣な声に、泣きそうな瞳。何かに耐えるように唇を強く噛み締める愛姫に、想真は何も言えなかった。

想真の手が腕から離れ、体から力が抜けるのを確認すると、愛姫は一歩離れて腰のポーチから札を数枚取り出した。

ペラリとした札には、筆でミミズがのた打った様な文字が書かれていて、ソレを何か呟きながら想真の周囲に素早く置いた。

手にした札を全部置き終わると、最後に小さく「封」と締めくくる。

すると、想真は見えない何かに囲まれた。

愛姫は確認するように何かに触れ、ゆっくり撫でる。

納得したのか一つ頷き、再び想真に視線を戻した。


「札より外には出ないで。後で迎えをよこすわ。コレはその人にしか見えないし、解けないモノだから、アンタは黙ってココにいなさい」


それだけ言うと、返事も聞かずにサッと踵を返し、朱里の去った方向へ駆け出した。

想真は壁に背をついたまま、ズルりとその場に座り込んだ。

目の前に出来た、赤い血だまり。化け物が流したのとは違う赤を呆然と見つめる。

血がゆっくりと広がり、地を這って延びた。



「―なん、で……何で、まだ、戦ってるんだよ……」


何と、とは思わない。アレを想真は知っていた。

記憶の中でしか見たことはないけれど、もう関わりのない存在だと思っていた。


揺れる銀の髪が、過去と重なる。



拳を握りしめ、地面にたたき付けた。


――戦い続けていたのか。


自分の知らぬ所で、朱里は戦い続けていた。それが、悔しくて、悲しくて。


掌に爪が食い込み、薄い皮膚を破る。噛み締めた唇からも鉄の味がした。


繰り返すために、生まれ変わった訳じゃないのに。


幸せになるために、互いを赤い糸で繋いだのに。



熱くなる目頭を、手の甲で押さえ、縋るように、掠れた声で名を呼んだ。




「……鬼灯<ホオズキ>」





作者「本編シリアスだから、やめようと思ったんですが、ちょっと弁解も込めて…やらせていただきます。キャラ対話」

佐渡「…ほんっ…とに、ブレるなぁ、お前」

作者「ごめんなさい」

佐渡「で、弁解<言い訳>って何だよ」

作者「弁解と書いて言い訳と読まないで下さい」

佐渡「言い訳だろ?」

作者「……」

佐渡「で、何だよ」

作者「いや、前話で投稿スローペースになるって言ったのに、チャッカリ今日投稿出来た事…」

佐渡「良い事じゃねぇか」

作者「そぅ!でも、今度こそ本当にストック無くなりましたぁっ!!」

佐渡「まぁ、頑張って書くしかないわな」

作者「…あと…」

佐渡「…あと?」

作者「タイトル変えるかもしれないデス」

佐渡「はぁぁぁっ!?今さらぁぁっ!?」

作者「うぅ…だってぇ」

佐渡「もう何話やったと思ってんだっ!!」

作者「…11話くらい?」

佐渡「くらい?じゃねぇよっ!バーーーカッ!!」

作者「うわっ、地味に傷ついた」

佐渡「やかましぃっ!!何で急にそんな事言いだしたんだよっ」

作者「急にじゃないもんっ!ずっと思ってたもんっ!」

佐渡「なら、現タイトルに(仮)をつけとけっ!(仮)をっ!」

作者「マジでスミマセン。でも、最初はコレで貫こうと思ったんですよ。だけど…」

佐渡「…だけど?」

作者「違和感が…」

佐渡「……」

作者「なんか、違和感がっ!!」

佐渡「もう、いい。」

作者「……ごめんなさい」

佐渡「で?新しいタイトルは?」

作者「…まだ、決まってナイデス」

佐渡「……」

作者「……」

佐渡「……とりあえず、タイトルに(仮)をつけてこい」

作者「はい」

佐渡「あと、あらすじの後半で謝っとけ」

作者「はい」

佐渡「こんな作者でスミマセン」

作者「スミマセン」

佐渡「これからも、見捨てないでやって下さい」

作者「よろしくお願いします」

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