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好きなこと  作者: 辻光希
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自分の好きなことを見つけるために自分の気持ちを綴ることにする。

最近、東京藝術大学について描いた漫画を読んだ。その本では、主人公が絵と出会い東京藝大への入試を決意し努力した結果、入試に受かることができたのだが、本を読んだ時から私の胸の中に不安や恐怖心が芽生えた。私には好きなことがないことに気がついたのだ。私はこれまでにも主人公が自分の好きなこと、やりたいことや夢に向かって頑張るような本や漫画や映画などを好んで観ていたのだが、作品の中の人物に憧れるばかりで現実の自分に目を向けてこなかった。私は18歳の3月にこれを書いているのだが大学入試が終わり、他事多忙だった日々からからパッと手持ち無沙汰な毎日に変わると急に虚無感に襲われた。友人と遊ぶことは嫌いではないし、友人が少ないわけではないのだが、今思い返すと本音で語り合えるような友人は1人もいないんじゃないかと思う。本を読むことも好きな方だと思う。しかし時々、自分は本を読むことが好きなのではなく、本を読むことを自分のステータスにしたいだけではないのかと不安になる。嫌いなことは少ないが、好きなことも多くはない。

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