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【血染めの騎士の挑戦状】②

「嘘だろ!?」


 そう言い切る前に俺に無数の弓矢がゆきあられとばかりに降り注いできた!


「うわっ!!!」


 思わずきた道を戻って退散した。


(無理だろあの数! あそこだけで10人はいたぞ!?)


 最初の関門の時点で無理だと判断した俺はゲートのあった場所まで戻る。


「帰る!」


 そう言ってゲートに触るのだが...。


『挑戦状クエストを破棄する事はできません』


 と出てきた。


(嘘だろ!? 俺1人で攻略しろってことか!? どんなクソゲーだよ!)


 クソゲーを押しつけられた俺に鎧を着込んだ人型のモンスター達が襲いかかってくる!!!


「うわっ!!!」


 剣を振り翳してくるのを躱して1発殴ってみたが...。


「いってぇ...!」


 分かっていた事だが俺の拳の方がダメージを受ける。


 レベルアップしててもやはり鉄の鎧を貫通するほどの力はないようだ。


「【弱体術師】貧弱すぎるな...」


 しかし、その代わりに魔法職だからか素早さは意外と高い。


 仕方ないので敵は全て無視して進む方針にした。


 剣の魔物は全て無視をして進むと、先ほどの弓矢ゾーンにやってくる。


「さぁてと、...どうするかな?」


 そう思っていると後ろから剣の魔物がどんどん迫ってきているのが見えた。


「もうこうなったら一か八かだな」


 そう考えた俺は全力疾走で弓矢ゾーンを駆け出すのだった。

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