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初めての魔法実践

 私達はローレンと共に平原へと出ました。


「...うわぁ! 凄い!」


 そこには綺麗な原っぱが広がっていました。


 本当に今が戦争中なのかと言うほどの綺麗さです。


「...こんな広い平原初めて見た!」


 と小鳥遊優樹が言っていますが、確かに私もこれくらい綺麗で広い平原は見た事がありません。


 と言うか日本と言う国にこれくらいの平野がないからでしょうね。


 あったとしても基本的に道路があるのでそこまで平原感ありませんし...。


 と私がそこまで思うとローレンにこう言われました。


「では愛川様、小鳥遊様、黒木様、まずはスライムを倒してみましょう」


 そう言われた私たちは目を輝かせました。


「「「スライム!?」」」


 そう! スライムとは冒険の最初に必ず倒す定番の雑魚敵です。


 あの青っぽいゼリーみたいな体に愛らしい表情が可愛らしいマスコット的なモンスターでもあるでしょう。


 ぴょんぴょん...。


 さっそくスライムが現れました。


 予想通り可愛らしい見た目をしています!


「早速スライムが現れましたね。では魔法をかけて倒してみましょう」


 と言われるのだが...。


「いや〜...可愛い♡」


 と言いながら小鳥遊優樹がスライムに抱きつきました。


「小鳥遊様!?」


 驚くローレンを尻目に黒木さんもスライムに抱きつきます。


「あっ! すごいぷにぷにで触り心地良いです!」


「黒木様まで!」


 2人がスライムと戯れているのを見るとついつい私まで...。


「あっ! 柔らかい♡」


「愛川様! ...はぁ、スライムではダメですね。もう少し魔物っぽいやつを相手にしましょう」


 ローレンも注意しても無駄だと悟ったのか大きなため息を吐いているのでした。



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