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同じホテルの一室♡④

「カズ君♡ 今日は一緒に寝ない?」


 子供作りができないのなら仕方ありません。


 せめてカズ君と一緒に寝たいのでそう提案します。


 しかし...。


「いや...、俺ももう高1だぞ? 流石に今の結美と一緒のベッドで寝るのは...」


 そう恥ずかしそうにそう呟く彼は赤面しています。


「もう! カズ君ったら! 本当にシャイなんだから!」


 私はそう言いながらもこの部屋にはベッドがひとつしかないことを伝えました。


「...まあ結美にホテル選びさせた時点で知ってたけどさぁ。しゃあないから俺はソファで寝るよ」


「いやいやいや、カズ君? ソファで寝たら疲れ取れないでしょ? ちゃんとベッドで寝なきゃ!」


 そう言って無理やりベッドに引き摺り込みます。


「ちょ!? 結美!?」


「まあまあいいからいいから!」


 私は彼を抱きしめながらこう呟きました。


「今日は疲れたよね? 私がそばにいてあげるからゆっくり眠って良いよ♡」


 私はカズ君の頭を撫でてあげる。


「結美...。お前って本当に優しいよな」


 その言葉を聞いた時に私はニッコリと笑みを浮かべました。


「うん♡ 私はカズ君の為なら女神にでもなれるよ♡」


「女神は言い過ぎじゃ...。まあいいや。よく考えたらこういう状況もよくあるし、結美の事だからさ。付き合ってあげる」


 カズ君の了承を得た私は彼と抱き合いながら、じんわりとした静かな夜を過ごすのでした♡

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