表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

852/1160

同じホテルの一室♡

「カズ君疲れてない?」


 車から降りて私が聞くと彼はこう返してきました。


「いやぜんぜん。結美の車すっごく乗り心地良かったしな」


「それは良かった! カズ君に嫌われたらどうしようかと思ってたからさ! ほらだってリムジンって自家用ヘリよりかはインパクトに欠けるでしょ?」


「いや...どっちにせよ凄いんだが...」


 カズ君と話ながらホテルへと向かいます。


「今日はここで泊まるから貴方達も交代で休んでね」


 私の言葉に黒服の5人は頷きました。


「「「「「はっ」」」」」


 そう言いながらもきっと交代で私達の泊まる部屋の前でずっと立っている事でしょう。


 仰々しい黒服が2人も部屋の前にいたら他のお客さんに迷惑がかかりそうで少し心配ですけどね。


 ちなみに私たちの両隣りの部屋と上下の部屋も借りて置いたのでそこから穴を開けて侵入してくるのは不可能にしてあります。


 このフロアには2人の黒服が常にいますし、他のフロアにも巡回で定期的に1人が回るそうです。


 残った2人は借りた何処かの部屋で仮眠をとるらしく、ただホテルに泊まるだけなのにここまでしないといけないのは少し勿体ない気がしますね。


(遠出をすると無駄に出費がかさみますね。でもまあ...)


 私は一緒の部屋にいるカズ君を見て興奮していました♡


(ああ♡ カズ君可愛い♡ ちっちゃい身長なのにしっかりと男の子できゃわわだよぉ〜♡ でもちゃんと男の子として見てるからね〜♡)


 私がふふっと笑みをこぼすと彼は少し嫌そうな表情を浮かべているのでした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ