勇者武器の圧倒的強さ
「【勇者の剣F+4200】【勇者の盾EX+4200】【賢者の書R+4100】【戦士の槍斧S+4000】【弱体術師の宝杖LOVE+4200】【付与術師のお札REVO+3500】」
そして最後に調停者は自身の拳に【回復術師の拳X X+5000】を装備した。
俺たちを象徴する最高峰の勇者武器を空中に浮かせて俺たちを待ち構える調停者の姿は圧巻だ。
(あんな奴に勝てるのかよ...)
俺がそう思っていると...。
「まずは厄介な黒木さんから倒しちゃおっかな」
調停者はそう呟くと一気に蜜香に向かって動く!
「早い!!!」
まさに神速とも呼べる動きで蜜香に接近するのだが...。
「させるかよ!」
シュガーが調停者の前に勇み立った!
「【決戦兵装・特大血剣=アルゲマドン+400】!」
今までにないほど強大な魔力を帯びた真紅の特大剣を振り回すシュガーだったが...。
「その程度ですか? 【戦士の槍斧S+4000】からの【旋炎滅殺刃+500】! 」
空中に浮遊している俺の剣が1人でに動き出し、シュガーの一撃を最も容易く捌いてしまう!
「なっ!? 俺の全力の一撃だぞ!?」
そんなのは誰が見ても分かっている。
だが、それほどまでに俺たちと調停者の実力差は歴然としていたのだった。
その様子を見ていた石川が反撃を開始する。
「右手から【爆裂魔法+410】左手からも【爆裂魔法+410】! 合体!!! 【連鎖超爆裂魔法+420】!!!」
賢者の放つ天地を揺るがすほどの連鎖爆発が調停者を包み込むのだが...。
「【賢者の書R+4100】からの【割り込み詠唱+500】」
先ほどの爆発が嘘だったかのように消え去る。
「なっ!? 僕の魔法を上からかき消した!?
驚く石川の表情を見てせせら笑う調停者。
「私の扱う武器は全盛期の貴方達が使用していた本物の勇者武器を強化した逸品達。そしてそれを扱う肉体は貴方達の中でも最上位の勇者【小鳥遊優樹】だからね。こうなることは分かっていても挑んできたんでしょ?」
「...俺たちの武器を無断で使用しやがって! 返しやがれ!」
そうシュガーが叫ぶのだが...。
「返して欲しかったら勇者武器を取り返してみなさいな。まあ無理だろうけどね」
と正論を返されるのだった。




