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魔王と調停者②

「ガッ...!」


 俺はその場に倒れる。


 血が下腹部から溢れて行き体温が著しく下がっていく...。


「カズ君!!!」


 すぐに俺の方に向かってくる結美に攻撃をし続ける優樹。


「よそ見しちゃダメだよ結美!」


 5つの武器が一斉に俺に襲い掛かる!


「チッ!!!」


 一斉攻撃を結美は自分の身を挺して守ってくれる。


「ガッ!? あっ!!!」


 全身を切り刻まれる結美は膝をついて優樹の姿を睨みつける。


「【闇の衣】だって万能じゃないんだよ? 攻撃をし続けたら徐々に削れて最後には無くなる。そうなった時が愛川結美。貴方の最後の時だよ」


 剣を愛川の喉元に突き立てる優樹の姿は悪魔そのものだろう。


(...こいつは優樹じゃない。ガワだけ似せた偽物だ!)


 その事に気がついた俺は自分自身に回復薬を使う。


「優樹!!! いや...! 調停者とやら! 優樹を返せ!!!」


 俺の言葉を聞いた調停者はニヤリと笑う。


「そんな事を言っちゃうんだ高坂和希君? そこにいる愛川結美が貴方に何をしていたのか知っている? そして私が貴方にしてあげた事もちゃんと分かって言っているのかな?」


「何を言っている!? 俺はお前に会うのは初めてだぞ!!!」


 そう叫ぶ俺に彼女はこんな事を呟いてきた。


「本当にそう思っている?」


 彼女がパチンと指を鳴らした瞬間に頭の中に激痛が走りぬける。


「ぐっ!? うわあああああああ!!!!」


「カズ君!?」


 俺の頭の中に前世の記憶が流れ込んでくるのだった。


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