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幸福感

「...ふぅ」


 お腹が一杯になった後はお茶を飲んでリラックスしている。


 しばらくすると「カズ君! お風呂が沸いたよ!」と結美が言ってきたので俺は風呂に入る。


 俺が風呂から出てくると今度は結美が風呂に入った。


 ...、どうやら俺が風呂に入っている間に食器を洗っていてくれたようだ。


 その痕跡を見て俺は少し嬉しくなってしまう。


(...結美)


 そう。


 妹も母も失ってしまった俺だが、俺にはまだ愛川結美と言う彼女がいる。


 2人を幸せにできなかった分、彼女だけでも幸せにしてあげたいと言う欲求がどこからか溢れ出してきた。


 彼女がお風呂から出てくると「カズ君も疲れたんでしょ? 今日は早めに休もうね♡」と呟きながら俺の部屋へとやってくる。


 俺が結美の分の布団を敷こうとすると、彼女は首を横に振って俺のベッドへとダイブした。


「今日はカズ君のベッドの上で2人で一緒に寝ましょ♡」


「...ああ。そうだな」


 俺は彼女に言われるがまま、一緒のベッドで横になるのだった。


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