表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

744/1160

とどめの一撃

 俺は俺の中にある3人の使い魔の力を全開放した。


「【トリニティ】...」


 3人分の魔力が俺の中に流し込まれて絶対的な魔力の膨張を引き起こした。


 自身の攻撃に仲間の力を乗せた一撃を俺は放つ。


「【渦世滅灰塵】」


 拳を握り全力の一撃を放つ俺を迎えうとうとマジックシールドを貼る奴の行動を見て俺は勝利を確信した。


(その程度の防御力なら決まりだな)


 ビキビキビキ...!


 奴のシールドに少しずつヒビがが入って行き、次の瞬間に崩壊する!


「ア〜ハッハッハッ!!!!!!!」


 大きな声を上げながら奴の体が崩壊していく...。


「...俺たちの勝ちだな」


 そう呟くと奴は俺に向かって手を伸ばしてくるのだが、流石に俺に届く前に奴の体は消滅してしまう。


「そんな!? 我らが神が!」


「【ラピセル】様を倒せる人物がいるだなんて!!!」


 と異世界の奴らが俺の姿を見て口々に呟きだしたので睨みを効かす。


「二度と俺たちの世界に入ってくるな! もしも俺たちの世界に侵入してきたら...。今度はこんな物では済まさないぞ!」


 俺の声を聞いた奴らはブラックゲートに向かって走り去りゲートを消失させた。


「...」


 なんとも言えない気持ちの中、俺は静かに佇んでいるのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ