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ブラックゲート②

(敵が一度引いたのはこの為か!)


 あのデカブツで町に甚大な被害を与えてからもう一度特攻してくるつもりだろう。


「させっかよ!」


 俺は杖を振るうが、流石にこの距離じゃあ魔法の効果は届かない。


「くそっ!」


 しかし結美を置いてこの場を離れる訳にはいかない。


(...どうする? あのデカブツを始末するにしても近づかなきゃならないし)


 そう思っていると学校の方にも何か巨大な兵器が展開された。


「なんだあれは!?」


 まるでブレードが空を待っているように見えるが、それらが地上にいる【覚醒者】を仕留めて言っているようだった。


 俺は結美のいる病室を見ながら意を決するのだった。


「アピス!」


「なんだ?」


 俺はアピスを召喚して彼女にこう呟いた。


「...絶対に命に変えても結美を守れ。お前を使役する者としての命令だ」


 俺の言葉を聞いたアピスは静かに笑う。


「ククッ。深淵龍たる我にそのような命令をするか...。さしずめ今のお前は【深淵の王】と言った所だな」


 彼女の言葉と共に俺は新たなEXスキルを得た。


『EXスキル【深淵の王】を取得しました。全ての能力が大幅に向上し、【攻撃弱体化・特大】【防御弱体化・特大】【速度弱体化・特大】【知力弱体化・特大】の全てが超大へと進化します』



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