表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

713/1160

【支配の帝王】⑤

「【幻影翼+300】→【擬似幻影龍+300】→【幻影龍王+300】→【幻影龍帝+300】!!!」


 私は新たに会得したスキルを扱い影の龍帝を召喚してその背中に乗り【大帝】の城から脱出していた。


(...本当にギリギリだった。初見殺し技である影から影に移動する魔法を使ってZERO距離からエクサフレアを叩き込むなんて言う無茶苦茶な方法を取らないときっと逃げられなかった)


 私は全員を連れて飛行機よりも速い速度で逃げ出す。


 その最中にも機雷魔法をそこら中に仕込み逃げるまでの時間を稼ぐ。


 奴がすぐそこまで近づいてきているのは肌で感じているからこその行動だ。


 実際に機雷はいくつも発動して奴の足を食い止めているのだが、明らかに奴の追いかけてくるスピードが速い!


(...速い! 確実に私たちの方に追いついてきている!)


 あんな小さな体のどこにあれだけの力を秘めているのだろうか? それにまだ奴は本気ではないようだった。


 あんな奴を倒せる者は恐らく同じく神の領域に達した者かそれと同規模の力を持つ者だけだろう。


(...今の私がフルに力を使えば)


 いや...、それはやめておこう。


 私のこの力は【調停者との約束】と言う謎のスキルで得られている力だ。


 そんな力はいつなくなってもおかしくはない。


 この力はカズ君の身を守る為に使おう。


 そう決めた私は更にドラゴンのスピードを上げる!


 そしてゲートが見えると同時に皆をゲートの中へと叩き込んだ。


 そして私は一度振り向いて追いかけてくる一筋の光に向かって再び【エクサフレア+300】を放って時間を稼ぐのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ