表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

628/1160

連絡

 スマホに愛川から連絡がかかってきた。


「もしもし?」


「ああ、カズ君? 今いいかな?」


「ああ、問題ないが、何かあったのか?」


 彼女と会話していると『翼装神意ラグド』その表面である【アトリエ・BD社】の本拠地が分かったらしい。


「一応【アトリエ・BD社】の公式ホームページに書いてある場所に向かったんだけど、そこはもうもぬけの殻だった、けれど慌てて逃げ出したのか残っていた書類の中に『翼装神意ラグド』の潜伏先が記されていたよ」


「場所は?」


「なんと聞いてびっくり大阪だよ」


「大阪か...。分かった詳しい話はそっちに戻ってからにする」


「うん、早く帰ってきてね。最近カズ君に会えてなくて寂しいから」


 スマホから溢れ出てくる彼女の声質は確かに悲しそうに感じる。


「ああ、分かった。出来るだけ早く戻る」


 俺がそう呟いた時だった。


 カンカンカンと敵襲を告げるドレイク城の鐘が鳴り響くのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ