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警報音
「...」
「侵入者は排除する。侵入者は排除する」
と沢山の【バトルドール】に囲まれてしまったのでここは破壊するしかないだろう。
これらも元は全て命ある生命体だったのだと考えるとかなり不機嫌になりそうだが、こちらとしてはやるしかない。
「ミルティ、スノウ。痛くないように一瞬で始末していけ」
「...分かった」
「うん。和希がそう言うならそうする」
この工場内にいた【バトルドール】はせいぜいレベル30程度が上限だったので、簡単に倒せる。
しかし、【バトルドール】を破壊する度に罪悪感がどんどん溢れ出してきた。
だが、今の俺たちの敵ではない。
次々に切り伏せていくが、その一つ一つが元は命だったという事を胸に刻んでおく。
俺は不快な気分を顔に現しながらも、この場にいる異世界から連れてこられた奴らを助けるために心を鬼にするのだった。




