表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

481/1160

【龍の盟約】②

「お前の...夫? 【龍の盟約】? と言うかお前は男だろ!?」


 どっからどう見てもアピスの見た目はカッコいいショタである。


 それなのに俺の事を夫にするなどと言っているのは流石に頭沸いていると思う。


 しかし、現実は小説より奇であった。


「我は♀だぞ?」


「...はい?」


 そう言われたのでもう一度彼の姿を見てみたが...。


 やはりどこからどう見ても男の子である。


「アピス」


「うん? なんだ人間よ」


「お前嘘ついてるだろ?」


「はあ?」


「お前は男だろ?」


「いや、我は♀なんだが...」


「声も男じゃん」


 俺の問いに彼はこう答える。


「ああ、これか? 女声だと全く威厳がなくてな。んん...()()()


 ほらな。


 たった3文字の声質だけで彼が女の子である事を理解してしまった。


(ウッソだろ! おい! この声どっからどう聞いても女の子じゃねぇか!)


 まさかの真実に俺はガチで硬直してしまっているのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ