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裏切り?

「真菜ちゃん?」


「小日向...!」


 私は相当驚いていましたが、時国君はそうでもないようでした。


「ククッ。仲間同士で殺し合いな。別に俺は誰がどう死のうとどうでも良いからな。二階堂の旦那から金を貰っている以上仕事をこなすだけさ」


 彼が再び手をあげると2人は武器を引き抜いた。


「おっと、そっちの兄ちゃんにはこっちの嬢ちゃんをぶつけてやるよ!」


 大男はそう言い放つと小日向さんを時国君の方へと差し向けてきた!


「時国君! 私こんなに強くなったよ!」


 そう嬉々として喜びの声を上げながら襲いかかってくる彼女の動きは以前等比べ物にならないほど向上している!


(何あの速さ! レベル30台の動きじゃない!)


 そう思っていると真菜ちゃんが私に攻撃を仕掛けてきた!


「ッ!」


 相変わらずキレのある武器捌きで私の首を一直線に狙ってくる!


「真菜ちゃん!」


 そう声をあげても彼女は無口のまま淡々とした作業のように私を殺しにかかってくるのだ!


(おかしい...、真菜ちゃんがこれほどまで冷静に人の命を奪いにこれるはずが...!)


 そう、彼女ほど優しい人物を私は知らない。


「...もしかしてあなたですか? 真菜ちゃんにこんな事をさせているのは?」


 私はそう呟きながら大男を睨みつけるのでした。

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