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【霊刀・タケミカヅチ】②

「ほう、土谷にアレを抜かせるとは...。和希君の使い魔達はかなり優秀だな」


「パパ? 私は土谷さんがあんなに強いことも知らなかったけど、アレってさっき言っていた【霊刀・タケミカヅチ】の事?」


 結美と結美の父さんの話が聞こえてくる。


「ああ、そうだよ。あの刀はね赤いゲートから発掘された刀で所有者に凄まじい力を与えるんだよ。さらに副産物としてあの背後霊がいるだろう? アレが一緒に戦ってくれるというおまけ付きなんだ」


(おまけ? あれが...か?)


 どう見てもそちらがメイン効果だろうと言いたい。


 落武者のような骸骨剣士がミルティを見て大声を上げる。


「ウガアアアアア!!!」


 獣のような叫び声に一瞬【恐怖状態】になりかけたが、流石に4天龍ほどの存在感はない。


(大丈夫。あの時に比べればまだ...)


 俺はそう思いながらミルティに指示を出した。


「ミルティ!」


「なんだよ和希!」


「...絶対に勝て」


 俺の言葉に彼女は笑顔で答える。


「当然さ。私がこんな奴に負けると思う?」


 そう言いながら彼女は本領を発揮した土谷さんに向かって行くのだった。

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