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【霊刀・タケミカヅチ】

「秘宝【霊刀・タケミカヅチ】」


 土谷さんがそう呟くと、彼の背後に巨大な刀を2本持つ霊が現れる!


「なんだアレは!?」


 驚く俺の前に【高坂和希守護三人衆】が集まる。


「和希様、我らの後ろに。念のために超重装兵一体と神官兵一体を呼び出しておいてください」


「うん、アレはやばいよね」


「腕が鳴るねぇ。ミルティがやられたらすぐに助けに行くぞ!」


 そういいながら俺の前に立つ3人。


「神官兵。和希様の傷を手当てしなさい。私は和希様に水の守りを与えます」


 フワンはそう呟くと俺の周りを水で覆ってくれる。


「私も、電撃の加護を与えておくよ」


 アル子の雷魔法がフワンの水魔法と相乗効果を生み出し、更なる防御魔法へと昇華した。


「「【水と電撃の(パーフェクト・サン)加護と守り】(ド・デフェンス)」」


 2人の合体魔法を見たリィカがすごい剣幕で追加の加護を与えてくれた。


「2人だけずるい! リィカも和希様を守るもん! 【血の(ブラッド・)加護(プロテクション)】!」


 おまけとばかりに血の刃を水と電撃の守りの上に追加するリィカ。


 これ守りってよりかはカウンター用の魔法のような...。


 まあ、気持ちだけ受け取っておこうか。


 これで俺の守りは超重装兵の盾と3重の防御魔法というかなり堅い布陣となった。


 正直ここまでされる必要あるのかと思うほどの盤石っぷりだ。


 まあ、お陰で安全圏から対策を立てられるというのは大きいだろう。


 俺は静かに傷を癒しながら戦略を練るのだった。

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