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付き合ってる?

「はっ!? 俺と結美が付き合ってるだって!?」


 突然そんな事を言われたので思わず照れてしまう。


「はい。愛川様は毎日のように高坂さんの話ばかりしてますよ」


「そうか...。それを聞いて安心したぞ」


「安心...?」


 蜜香がツッコもうとしたのを無視して話を続ける。


「ところでどこの家に結美がいるんだ?」


「私の家です」


 それを聞いた時に俺はこう思った。


(へぇ、まだ帰ってきてないって事は帰り方がわからないとかそんな感じだろうか?)


 ここまで出会った敵を見る限り、相当弱い職業を弾かなければ恐らく敵に苦戦すると言う事はないだろう。


 まあ、あいつのことだからそこまで心配しなくても大丈夫だろう。


 だってあの愛川結美だぜ? 相当弱い職業に就いたとしても彼女なら何も問題ないと思えるだけの力量があるのだ。


 あいつが俺の心配をしているという事はそこまで危機的状況ではないと理解できる。


 むしろあいつが俺の心配以外の事を口にし出したら病気か何かだと俺は疑うだろう。


 それほどまでに愛川結美という人物の狂愛っぷりは突き抜けているのだ。


 幼い頃から彼女の隣にいてその愛情ぶりに気が付けない事などないだろう。


 そのヤバさは石川や佐藤にすら認識されている程だからだ。


 っと、昔話はこのくらいにしてエルフの少女の家に入れさせてもらうのだった。

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