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休暇

 休暇をしっかりと楽しんだ俺たちは帰国する事になった。


「ワイハー楽しかった〜!」


「また来ようね」


 と言う真菜と母さんの声が聞こえてくる...。


「カズ君と一線越えるのはまた今度って事だね」


「高坂さんと愛川さんの恋! 応援してます!!!」


 などとうるさい女二人の声も一緒にな...。


「ふぅ...」


 帰りの飛行機の中で遠くなっていくワイハー島を見ながら俺は静かにこう思っていた。


(また今度...か)


 実際ワイハーは良いところだった。


 金さえあれば一生住んでも良いかもしれないと思うほどに...。


 しかし、俺には日本と言う国がある。


 確かに政府は酷い政策をとっているかもしれないが、それでも俺は日本人だと言う事に変わりはない。


 それにゲートから資産が取れるようになったと言う事で景気も前ほど悪くなくなってくる筈だ。


「...帰ったらお仕事頑張るかな」


 そう呟いたのはフラグなのかどうか? 帰った瞬間に直面する出来事にこの時の俺たちは誰も知る由がなかった。

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