同室
荷物を置いた俺と結美は早速水着に着替えようとしたのだが...。
(おいおい、流石に恋人用の部屋とは言えオープンすぎないか? トイレとクローゼットくらいしか体を隠せる場所がないじゃないか...)
渋々クローゼットの中で着替えようとすると、中には大人のおもちゃが並んでいた。
「...えっ?」
驚く俺にアプローチを繰り返す結美。
「カズ君はどのおもちゃが好みなのかな? 今夜は私を好きなようにおもちゃにしてくれてもいいからね♡」
などと言われるが理性を保つ俺。
(踏ん張れ! 俺の理性!!!)
「...ふぅ」
なんとか耐えた俺はトイレに行ってから水着に着替えた。
ちなみに結美は俺が出てくると同時に脱ぎ始めたので、速攻で部屋の外に出て待つ事にした。
〜数分後〜
「カズ君♡ 待った?」
「んっ? ああ大丈夫」
俺はスマホ弄りをやめて結美の方に振り向くとやはり美人だと思った。
青色のビキニを着込む彼女の美貌は周り行く男達の動きを一歩止めてしまう。
顔が良いのは相変わらずだが、胸や腕や足のバランスがかなり良くて誰がどう見ても完全美少女だと言えるだろう。
ケロナやミルティ、スノウや蜜化も可愛い方だが、やはり結美と比べると霞んでしまうな。
「じゃあ海に行こうよ! カズ君♡」
彼女はそう呟くと俺の腕を取って海へと駆け出すのだった。




