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凍神龍の配下

 俺達が凍神龍の住処だと言う山を登っていると...。


「グルル....!!!」


 白い体毛を持つオオカミがこちらを睨みながら涎を垂らしてこっちを見ているのが見えた。


「...ホワイトウルフだ!!! あいつらは素早いぞ!!!」


 スノウはすぐさま構えて魔法を放つ!


「【スノウ・フリーズ】!!!」


 霧状の氷がホワイトウルフに突き刺さるが、元々の耐性が高いのか全く効いていない。


「くっ! こいつらに私の魔法は効果が薄いんだ」


 苦戦しているスノウにミルティが力を貸す。


「はいはい、スノウは下がってな。ここはミルティお姉ちゃんが人肌脱いでやろう」


 そう言いながら【炎剣】を構える彼女。


「刀は使わないのか?」


 と俺が聞くと「冗談きついよ和希。流石にこんな雑魚に刀を抜く必要はないからさ」と答えた後に突っ込んでいく。


 足を雪に取られるぞ! と言いかけたが、彼女の足元の雪はすぐに溶けてなくなるので問題なかった。


 ホワイトウルフの攻撃を交わして直ぐに反撃するミルティの活躍により無傷で突破することができた。


「ひゅ〜! やるじゃん!」


『クロウズ』のメンバーがそう呟くと『メイラーズ』のリーダが「赤髪の貴方、もしよかったら私達のパーティに入らない?」とミルティを勧誘している。


(いや、俺の使い魔だからやらないからな!)


 と言いたいところだがそこはミルティの判断に任せるとしよう。


 そんなミルティは即答で「いや、和希の使い魔でいる方が楽だからいいや」と答えるのだった。


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