ピンク色に近い黄色のゲート
濃い黄色をクリアした俺たちは次なる難易度のゲートを請け負うことになった。
今回もパーティは3つある。
俺のパーティと他2つのパーティだ。
一つめは女の子ばかりで統制された魔法主体のパーティ『メイラーズ』そしてもう一つが物理主体のパーティである『クロウズ』だ。
『メイラーズ』は4人『クロウズ』も4人、そして俺たちも4人のパーティだ。
俺たちは顔合わせをしていると、『メイラーズ』のリーダーにこう言われた。
「そういえば君たちのパーティ名ってなんなんだ?」
「俺たちのパーティ名?」
そういえば考えた事がないな。
「そうだな、こういうのはあった方がいいから『ボードゲーマスターズ』で良いんじゃないか?」
俺の提案を皆に聞いてみると...。
「うん! カズ君がそれで良いならそれで良いんじゃない?」
「私も高坂さんの案に賛成です! ボードゲーム部の私達にぴったりのパーティ名ですよ」
「私もお兄ちゃんの案で大丈夫だよ」
意外と皆がこれで良いと言ってくれたのでこれで行く事にした。
「じゃあ今日から俺たちは『ボードゲーマスターズ』だ」
...。
ちょっと捻りが無さすぎたか? でもまあこのくらいで良いか。
こうして俺たちのパーティ名は『ボードゲーマスターズ』と言う名称になるのだった。




